本日のレッスン

カルトナージュで作るトルソー

本日はお好みリクエストレッスンでした。アクセサリー講師をなさるKさんがカルトナージュでトルソーをお作りになりたいというご希望で、製図からレッスンをコツコツ重ねて本日見事に完成しました。

麻クロス赤を使用して表側は地券紙 1cm厚ウレタン 1、5mm厚紙、裏側はウレタンボール 1、5mm厚紙の上にクロスを貼り合わせて作っていきます。

torseau

最後に白色のブレードを付けて表側と裏側を貼り合わせて仕上げていきます。
グリーンの麻のトルソーは私が製作したものですが、長い間作る機会がなく心持ち不安を覚え、高さの低いサイズで作って完成させたものです。

ブレード

ブレードはどちらもそれなりに使いやすいタイプのもの。
ショップでの販売も予定しています。

ブレード

お薬手帳キットのお試しレッスン

本日午前中は16枚入るカードケース付きのお薬手帳を,カルトナージュ体験はじめてのYさんがチャレンジ。
つまみ細工や細かい作業がお好きなYさんだけに2時間半という時間内でピッタリ完成です。

病院に行った際、カードケースとお薬手帳がいっしょになっていると,薬局にすぐ足を運べる利便性があるので是非欲しい,
と仰る方も多く、ご老人へのプレゼントにも喜ばれています。

作り方はノート作りの応用なのでハトロン紙を繋ぎに使います。背の部分もふっくら仕上がりにする為
ウレタンボールを使っています。
布クロス麻赤にルチェルトラ赤のプリント紙との組み合わせです。

カードケース付き

今回のキットはカット済みの材料付きなので、材料を製図やカットする準備の手間が省けます。
制作にかかった時間の殆どは見開き両面に付いているポケット作りが殆どで、これさえできあがれば
あとは表紙内側に付けて仕上げるだけ。
便利なパーツを作るとその分手間がかかるのは仕方ないですね。

とりわけ左側のポケットは仕上げが難しいのですが、まるでアイロンをかけたようにピンと張った美しい仕上がりで素晴らしい。

差し込みポケット

表紙にはウレタンボールを付けて優しくふっくら仕上がりです。

完成

2時間半大変な集中力にてお疲れ様でした。初体験でこんなに完成度の高い作品が仕上がりカルトナージュの「才能アリ」‼️ですね。

和綴本レッスン

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お手数をおかけしますがどうぞよろしくご覧いただきたくお願い致します。



本日は聖徳大学の講座で、小さいB6サイズの和綴本のワークショップにご参加いただいた方がご自身でご使用になる為にB5サイズの大きい和綴本製作の講習をご希望されアトリエレッスンに来て頂きました。

先日講師の方がなさった時に表紙に芯材の地券紙を入れるとスッキリとしまった仕上がりになるのでご提案したところ、やはりこちらの仕上がりの方が人気のようで承諾されて早速開始。

B4の紙を半分に折る作業から始めました。この時に活躍するのがイタリー製ボーンヘラ。あたりが柔らかいのでこの薄手の和紙にも傷つくことなく綺麗に折線をつけることができました。

折線

製図などでガイドラインを引くうちにあっという間に1時間経過、結局一冊仕上げるのに1時間半かかってしまいました。とは言えクロスを始めその他の材料はカット済みのキットなので全ての準備から始めると時間は結構かかります。

仕上がり

今回見返しはプリントペーパーがしっかり厚みがあるので、B4サイズを1/2に折るのではなくB5サイズにカットして一枚で対応しました。

紺色のキャレのプリント紙を見返しとして貼り込みました。

見返し

綴じ糸と両端の背部分に付けた角裂(カドギレ)の色を紺色で揃えて、ささやかながらこんなところで洒落感をアピール。最後に私のお手製マーブル紙で作った表題用の紙を貼って出来上がりです。
綴じ始めるとあっという間に仕上がるので、今までの準備は何だったの?と思ってしまう和綴本でした。

背の仕上げ

材料  布クロスワイン   角裂用布クロス 紺     地券紙0,25mm厚     プリント紙キャレ紺色   麻糸    榛原製日乗箋罫紙B4サイズ

榛原の罫紙で作る和綴本

本日は昨年の秋以来はじめての大学でのカルトナージュ講座。

こんなご時世なのでなかなか生徒さんが集まらず、閉講になる講座が大変多い中開催出来て幸運でした。
とは言え直前に数人キャンセルが出たりと冷や冷やで始まりました。

ワンデー講座のため、材料は全てこちらでカットして準備し、生徒さんは製図してのり付けし、あとは綴じるだけと言う作業でしたが、カルトナージュとはちょっと違う仕上げなのでのんびり進めていきました。

表紙は布クロスを使いタイトル記載用の紙は,イタリー在住時にはじめてカルトナージュを習った際マーブル紙作りもして完成した紙を変形にカットして使いました。
一般には表紙は和紙で作りますが、カラーが豊富な製本クロスを使用すると和綴本も新鮮な印象です。
表紙内側につける見返しも本来は白い和紙ですが、イタリー製のプリントペーパーで仕上げたので,扉を開けると華やかな雰囲気に。


材料 布クロス麻生成り    布クロスキャメル   ロウ引き麻糸  榛原製日乗箋
和綴本

綴じ方は康熙綴じと言う上下コーナー部分におしゃれ感のある仕上がりです。
 布クロスクリアーワイン     布クロスローズ      布クロス麻グリーン

和綴本

青の罫紙の柄が小口を美しい仕上がりに。
和綴本

聖徳SOAワンデーレッスン

2月以降全く講習が閉鎖されてしまった聖徳大学SOA講座のイタリアンカルトナージュレッスンが本日ようやく再開されました。

教室を運営する事務の方々は、細やかな気遣いに伴う大変な仕事量。
教室内は終了毎に消毒され、講師は透明ビニールに遮られ、そこから先には生徒に近づくことはいけない。と準備万端なのですが制約も多く指導する側も工夫が必要です。

講習中もソーシャルディスタンスが保持されているかチェックに何度も見えて、もっと後ろに下がる様指示を受けたり、ドキドキです。

課題の御朱印帳は皆様すっかり完成されてお持ち帰りいただけ一安心です。
時間がかかるのは帳面を作る作業です。一枚ずつノリで端を貼り付けるのに小一時間かかってしまいました。慣れてくればきっともっと早くできるようになります。

Varie

本日、リバティー布地、布クロス、平紐付きのキットの販売準備が終了しました。リバティー布地は上記の写真柄限定です。写真付き手順レシピがまだ完成しておらず完成次第作り方付きも販売します。

カルタフィオッコのレッスンを受講されていらっしゃる方はアコーディオン写真立てとおなじ制作方法なのでレシピがなくても簡単に完成させることができると思います。

キット

スキルアップレッスン

講師資格を有した方々のスキルアップレッスンを行いました。

それぞれご自分たちが作りたい物を提案して作品に仕上げたり、課題のレッスン以外で作りたい作品を作っていただいたりと多様です。

時折皆さんが同じ課題を仕上げるレッスンも行ないます。今年は新年から体調が悪く、まだ実施しておらず、大変申し訳ありません。

本日完成したのは、K.I.講師ご所望のタンニンなめしの一枚革で作るノートカバー。長さはA4サイズなので課題で作成したパスポートケースサイズ

ゴムの始末に色々課題は残されましたが、ひとまず欲しいものがおつくりになれてご満足いただけました。

Copertina

ノートをゴムで挟むタイプのカバー作りに挑戦。問題はゴムの始末でした。
ご本人の希望で、ナチュラルな仕上げを基本に、ハトメなどの金具はなるべく排除という条件。

Aperture

アトリエに厚手イタリー製のタンニンなめし革があったので、それを使用していただきました。
一枚仕立てなので、漉いて厚みがないとめくれ上がってしまう為、敢えて厚いままでの使用。

Segni libri

しおり紐を二本、革に直接貼り付けて、当店オリジナル抜き型で抜いたミニクローバーを薄く手漉きをして、栞のノリ付け部分を補強を兼ねて隠します。

Dettagli

ノートを挟む中央のゴムは新発売したフェルマゴンマで表側に出るようにして止め、金具隠しの為にまた、抜いたミニクローバーを接着して表側の背部分はとりわけ可愛い仕上がりに。

赤の丸ゴムと赤のしおり紐が、タンニンなめしの肌色の革にピッタリのカラーコーディネートでシンプルで美しい仕上がりになりました。

カルトナージュ 4月のアトリエレッスン

本日はプリモコルソのレッスン作品です。

ノート作りの基本をご自分で表紙厚紙の大きさからクロスやプリント紙のサイズ、
と何から何までを、中身のノートの寸法を測定しながら、一定の法則に従ってきちんとサイズ出しをします。

そして出来上がった素敵なノート。こちらは方眼ノートです。日本製のノートの紙質とは一味違って、イタリー製は書きごごちも滑らかでノート一枚一枚の感触が違います。

当アトリエで一番の若手 R.H.さんの作品。和紙とシルバーのレザークロスとの組み合わせが斬新です。

Quaderno

初めてのノート作りでしたが、完ぺきな仕上がり。
しおり紐は2色、こげ茶とグリーンを入れてシックに。

Interno

ノート唯一のおしゃれ箇所には花布も忘れずに。

Capitello

そして、ノート作りの技法で作成した、回転式ポストカードケース。回転式になるように最後にアルバム用ビスを装着するのですが、完成直前の写真となりました。

Porta post card

30枚ほどのポストカードコレクションを入れられるように、背の厚みは25mmあります。
ウレタンボールで表紙を立体的に装飾しているので、結構な手間と時間がかかっています。
箱の蓋の装飾にも応用できそうですね。

Forma

カルトナージュ 4月のアトリエレッスン

本日のレッスンはセコンドクラスのレッスンに終始しました。

Y.F.さんの作品パスポートケース。朱色の布クロスゴールドパープル花柄のプリント紙の組み合わせ。

このレッスンでは、留め具にギボシ(ねじ式取っ手)を使用するので、穴の大きさの測り方と切り込みの長さの測定方法をお教えします。
イタリー製のねじ式取っ手小サイズは現在在庫がないため、日本製のものを入荷したばかりで、そちらを使用していただきました。(商品は2〜3日中にアップ致します。)

表紙と背にはウレタンボールが入っているのですが、こちらはノート作りの方法でハトロン紙で処理します。

コーナー金具の装着方法も器具を使用して学んでいただきました。

Porta passaporto

内側はA4サイズのコピー用紙が畳んではいるポケットと、マイレージカードが入るカードケース入れ、そして日本のパスポートがすっぽり収まるポケットを作ります。

Apertura

二点目は革のスナップトレー。リバーシブルで使用できるようになっており、こちらは革を内側に。

Vassoio in pelle

もう一面の片側はアクセサリーなどを置くのに優しい感触のスエード調クロスミントグリーンを使用。

Bicorole

ボタンをはずせば平らになるので、ぜひともご旅行のお供に!

カルトナージュ 聖徳ワンデー講座

本日は聖徳大学でのワンデー講座にて、以前渋谷西武でも行ったブックケース付きのノートを作成いたしました。

春の訪れに合わせて、入荷したばかりの新色のピンクイタリアーナベルデアックアのクロスにプリントペーパー50年代ファッションの組み合わせ。
写真はピンクのクロスだけにとどまり、お見せできないのが残念。イラストのグリーンのドレスにぴったり合うカラーがベルデアックアでした。

Quaderno con scatola

すべてキットで、初心者の方にもノート作りの流れがわかるよう、スピーディーに完成したので、お持ち帰り時も皆様ノートをケースにしっかりと入れて御満足いただけたようです。

ノート作りの詳細は基礎講座で行うので、そちらでゆっくり学んでいただければと思います。手順が理解できるので、キットもなかなか役に立ちます。

箱に収まると豪華本のように見えます。

Quaderno

漆仕上げのような和紙の小箱

本日は聖徳大学でのワンデー講座を行いました。
和紙で作る小箱に樹脂加工をして、漆加工をしたような仕上がりの小箱を作りました。

カルタフィオッコのギフトコレクションでも出来上がりを販売しています。

講習ではお一人二個づつ色々なタイプの箱が出来上がりましたが相変わらず時間に追われシャッターチャンスがなく、サンプル用に私が作成したものをご覧下さい。
和紙と言っても、表面が顔料仕上げになっている江戸時代から作られている特殊な和紙で、その柄も今では余り見かけない古典的な柄が多く個人的には好みです。

scatola piccola

ヨーロッパでは和紙がはやっていますが、日本人はヨーロッパ志向が強すぎて、こんなに素敵な和紙が自国にあることを忘れているようです。

長い間ヨーロッパに住んでいた私は、日本人であるのに、日本の文化に造詣がないことにいやというほど気づかされる機会がありました。

和紙の扱いは難しそうでいて、融通のきく面もあり、色々な加工が出来るのが持ち味です。一度使ってみるとそれがよくわかります。

個人的な私の趣味にお香がありますが、これも、フランスに住んでいたとき調香師の勉強をしたいと思っていたところ、ふと日本の香は何?、自分が知らないことに気づかされました。
その後日本に戻った際、香道という、室町時代から続く日本の三大芸道(茶道・華道・香道)があることを知りました。

紙・香以外にも日本独特のものをどれだけ皆様ご存知でしょうか?

国際社会に出たとき、自信を持って自国の文化を外国の方にお教えしたいですね。