帯地でカルトナージュ

和服が大好きなのでよく呉服屋さんの展示会に招かれることも多いのですが、本日は和服好きの友人と連れ立って小規模な大棚ざらえに出かけて来ました。

目的はたまたまかの有名な龍村美術織物の帯が出ているとのことで、物づくりににも使えそうな古典柄を探しに。

よくあるケースなのですが、たいていは龍村のフォーマルの帯ばかり出ていることが多いのであまり期待しませんでしたが、今回はこれぞ龍村、とすぐわかる獅子狩文錦のササン朝ペルシャの典型的模様の帯を見つけました。

龍村

その他にも今年はコツコツと製作用帯地を買い込んでいて、金箔尽くしの名物裂柄や、 白地の夏帯で使いやすそうな刺繍柄と。早いところ形にしていかないといけません。
眺めているだけでちょっと満足している自分に呆れてもいます。

名物裂

帯地を見たお客様から、早速文箱を作って欲しいとのリクエスト。やる気が出て来ました。
乞うご期待です。

渋谷西武サンイデーレッスン

本日はサンイデーでのレッスンでしたが、まだ継続で参加されている方のみの講習でした。

マスクケースをご希望の布地を裏打ちして作りました。
マリーアントワネットの靴の柄で、内箱のクロスのカラーはそれぞれお好みで、可愛い作品に仕上がりました。

マスクケース

前回のレッスンでは年賀状ケースを作られたのですが、今回のマスクケースはその薄型で小さ目、作りはほとんど同じなので復習を兼ねてチャレンジして頂いたといえます。

mask case

また、アクセサリー造りをなさる生徒さんが、前回お作りなった年賀状ケースをアクセサリーのレッスンにネックレスを入れてお持ちになり、とっても素敵な写真をお預かりしました。

葉書ケースとネックレス

お試オンラインレッスン

本日の午前中は広島にお住まいの生徒さんがレッスンにお越しになる前にしていただく準備をオンラインレッスンでお教えいたしました。

準備と課題の進め方が分かるとレッスン時もスムースに終えられるので、途中までだった前回の課題で仕上げる前のパーツづくりのポイントを、お互いに制作しながら進めて無事一時間ほどで終えることができました。

google meetのお試期間が9月末までだったので、現在の無料活用はフルにその機能を使えるわけではないので、画面構成が変わり少し戸惑いました。

地方にいらっしゃるアトリエの生徒さんと、レッスン内容に関しての簡単指導から少しづつオンラインの幅を広げていきたいと思います。
一時間だけですが、ご希望の生徒さんは是非ご連絡ください。

さて、先月末から六本木のミッドタウンにあるサントリー美術館で、美術館所蔵品の展示がされています。

室町時代から江戸時代までの調度品、巻物、屏風などなどすべての展示品が所蔵のため、写真撮影がOKなので、気にかかる作品をしっかり撮影してきました。


下は大きな屏風で、よく歴史番組などで見る機会もある京都絵図。祇園祭の鉾が細かく市中を廻る様子も描かれています。

京都

メモを忘れたので作者の名掲載できませんが、36歌仙の一人の歌と絵。

36歌仙

貴重な作品も多く、とはいえ写真を撮って置いても何の利用もできないので、取り敢えずお手本にもなるような書に関する参考作品だけを撮影してきました。
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今更ですが、抗菌布地

マスク生活が当たり前の生活になってしまいましたがこの先いつまで続くのかわかりません。
夏の間は手作りマスクでないと暑くてどうにもなりませんでしたが、これから乾燥する季節になると手作りマスクではちょっと心配。と思っていたところ、大手繊維企業のクラボウが99%のウイルス除去ができる抗菌布地クレンゼを開発し、今月の10月よりクラボウのサイトでクレンゼのマスクの発売が開始されました。

早速注文してゲット。

クラボウマスク

Mサイズで女性用のサイズ。男性にはLサイズです。50回洗濯しても抗菌作用は残るとのことで耐久性もあり、フィット感もなかなか。

クレンゼマスク

クレンゼ加工の布地としても販売しているので、この布地を使用していろいろなメーカーでクレンゼのマスクとして販売しているようです。
クラボウのサイトで購入すれば送料無料、3枚セットで2310円 6枚セットで4400円とおよそ一枚750円前後です。ご購入はこちら


クラボウクレンゼ詳細
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ティッシュボックスのリフォーム

週末に遠方からの来客がある為、自宅の整理と普段見落としていた掃除など珍しく集中して行いました。

洗面所に置いてあるティッシュボックスはただただ年期が入り汚れやシミで以前からリフォームをと思っていたので、ようやくこの機会に実行。

ティッシュボックス

先ずは汚れのひどい落し蓋から始めます。
裏側の布クロスをはがしてから、表側のクロスを剥いていくように。布クロスの裏側についている裏打ち用の紙だけが本体に残り、自然にきれいにはがれていきます。

思わず自分の糊付けが上手だったのかと錯覚してしまうほど。(初心者の方が作ったものでもこうなります。)

剥がす 表側

はがしてみるときれいにカバーされたかのようで、作業もしやすくなります。
ウレタンでふっくらしているのですが、初めて作る時はこのふっくら感を出すために慎重にウレタンの厚み縁の部分を潰すのが結構な作業でしたが、すでにつぶれた状態なので軽く紙をかぶせるように貼るだけで簡単です。

表 裏

こうして先ずは落し蓋完成。今回はクロスが汚れやすいためプリントペーパーで作りました。少し乾かしてからツヤだし液をまんべんなく3回ほど乾いては塗って完成。これなら防水なのでもう水などがはねてもシミにならずきれいにふき取ることもできて安心です。

落とし蓋

内側の箱の中と外側の底部分は別に汚れていないのでそのまま残して、最初にあったクロスの上にかぶせて今度はワインのクロスを糊付けして貼っていきました。

その上から蓋と同柄のプリントを側面中央部に貼り完成です。

内側 外側

およそ1時間かからずに完成です。洗面所は西側にあり、以前風水か何かで西側に黄色のものを置くと金運に恵まれるとかで、イエローカラーにしています。今のところあまり効果がなかったみたいですが、気持ちだけでもと思い入れてます。

ティッシュボックス
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徳川家康が愛した万年青

ようやくあちこちでレッスンも始まり、最近にわかにかつての日常の忙しさが私にも戻ってきたようです。すっかりおうち時間ののんびりムードになれてしまった今何をするにも時間がかかり、ブログ掲載にまで手が回らずお休みが続いてしまいました。

本日は趣味の万年青おもと育てのお話。

年二回春と秋に市川市にある胡録神社で毎年愛知県岡崎市にある万年青(おもと)
の生産者である宝生園が販売会と植え替えの講座を開催します。

この宝生園は戦前は市川市で生産販売をしていたのですが戦災にあったため戦後岡崎に移転したという経緯があります。その後も長年この神社に訪れてかつてからの万年青ファンとの交流を続けているそうです。

コロナ禍で今年の春は中止になってしまったのでとても楽しみにしています。
お近くの方でご興味のある方は是非足をお運びください。

場所 市川駅より国道沿いに本八幡方面に向かい左側にある胡録神社
日時 10月25日(日)9:00〜15:30
植替え講座 11:30〜

 家の庭で見つけた実生で育った小さくて虫食いが多数あった万年青3本もこの夏を何とか越して元気に育っています。


万年青 実生

庭で5月に見つけたときは虫食いだらけの葉っぱだった小さいサイズの万年青。虫食いのはっぱはほとんど枯れてなくなり稚葉の小さな芽だったものが今は上の写真のように立派に大きく葉が育っています。

実生

4月に見つけた下の万年青は結構大きかったのですが、3枚の葉が虫食いにあっていました。現在はこの3枚は枯れてすっかり消滅。中央奥に隠れていた新芽が今は大きな葉っぱに変貌して育っています。

実生大サイズ


お香はじめ、万年青も日本の古くからある伝統文化の一つでありながら、一般にあまり知られていません。

徳川家康は万年青だけでなく、当時お香の香木の日本一の収集家でもあり、その数は莫大なものだったようです。

革の花モチーフ

台風による雨でまた出かける機会が狭まれていますが、おかげでアトリエで少しづつ新しい商品企画に没頭できる良い機会ともなっています。
そんな中、作り置きしていた四葉型の抜き型で、ようやく革のお花を抜く作業を始めています。
この型昨年職人さんに頼んで作ってもらったのですが、何度も修正を重ねて出来たものの、叩いて抜く力が自分の限界を超え、その後作る元気を失って放置していたものです。

こんな時だからこそ、何故か急にやる気が出て準備しています。

オレンジ 若草

オレンジ、若草、ピンク、ブルーグリーンは牛のソフト革。青はフランス製のキップソフト革。

青 ピンク

朱赤は牛の艶出し仕上げ。そのほかまだ更に5色あるのでもうひと息です。

朱赤 ブルーグリーン
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お道具箱ニューキット

新しいキット作りをしているのですが、9月中旬に販売予定だったお道具箱。まだショップに出せず、お待たせ致しまして申し訳ありません。

こんな動けない時期に発売する新規商品の為、オンラインレッスン付きにというアイデアもあり、その予行演習をしてみたところ、色々難しい局面が発覚。その為、また再考しています。

お道具箱 お道具箱 open


その問題とはスナップでの留め具です。カルタフィオッコのアトリエではスナップなどもレッスンで使用するアイテムですが, 装着道具がまず必要であること。そして扱いを一つ間違えると、全く機能しないこともあります。金具類の装着はとりわけ正確さを要します。今更ですが、企画した講師が行ったように紐での開閉にもどそうか思案しています。

また十分に使ってみないと機能性が良いかどうかの判断も付きにくく、キット作りは慌ててできるものではない事を改めて実感しています。
オンラインレッスンはボランティアで参加していただいた講師の方には評判もよく、手元がしっかり見えてぶれず機能的な問題は生じませんでした。

今しばらくお待ちいただきたく、宜しくお願い致します。
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渋谷西武サンイデー 11月より定期レッスン再開

東京都のgo to travelが解禁されて、いよいよ渋谷西武での定期レッスンも11月より再開です。

大学のカルトナージュ講座もスタッフが講座終了後には毎回教室を消毒するという入念の態勢。やはりサンイデーでのレッスンも一回レッスン終了毎に消毒をする為、講座時間も2時間という制限がついています。

渋谷西武のお教室は、今までドログリの店舗があった場所の奥、表からは見えない場所に移動いたしました。入室はレジの裏あたりからなので、講座のお申し込み支払いを済ませると秘密のドアから入れます。
定員は最高4名で横並びで感染リスクを避けます。下の写真が実際のお教室です。

教室内部

布地の切り売りしていた場所もメーカーがすでに撤退して今は刺繍糸、毛糸やコットン糸のフランスブランドDMCの製品がズラリと並んでいます。


サンイデー売り場


定期レッスンで行う作品は時間制限がある為、今月中には新規内容を記載したプリントを作成して新ためて準備する予定です。

どうぞお楽しみに。

また先週末より突然片膝が激痛に見舞われ、一歩も歩けない状態。膝が曲がらす歩くことも座ることもできず、ぼんやり立ちすくむか、横になるかのみ。
姿勢が悪いためと運動不足による筋肉減少が要因で、外科的に何ともないのがせめてもの救いです。

痛みがひどく動けずでブログはお休みさせていただきました。
私の場合、便りのないのは不具合の証、ですね。

愛用の簡易ノート 修復

スマホに何でもお任せでスケジュール帳が余り必要なくなった現在ですが、やはり書きとめておくノートも必要です。

昨年秋から日付を自分で記載でき、メモ書きもできる薄手の軽いノートを持ち歩き、仕入れの予定や忘れてはいけない仕事上のメモや領収書の貼り付けなどに利用しています。気分が乗ったらその日の出来事を書いたりと。

愛用ノート

薄手のノートの表紙を自分でデザインしてマーブル紙で製本。イタリー製のノートのように糸綴じではなく、何と二箇所ホチキスどめのノートだった為使用中に表紙から剥がれてしまうハプニング。
そこで今回はこの壊れたノートを自分で糸綴じして修復。すっかり元に戻りました。

作業は簡単なのでご参考になれば。但しノリ付けで製本してあるノートは修復できませんので悪しからず。

剥がれ

ホチキスどめの穴を片方ずつ利用して、全部で偶数の穴を目打ちか千枚通しであけておきます。

糸綴じ

外側の背の方から糸を通した針を穴に刺して、まずノート内側の穴を順に刺します。最後は裏に回り、今度は裏側の糸が通っていない穴を刺していきます。
自然に裏側背の最初に糸を通した所に戻るので、そこで糸を結んで仕上がります。

内側

糸を通した部分をカバーするためにハトロン紙や和紙などでノリ付け。

製本

これに剥がれてしまった表紙にノリ付けして出来上がりました。
本来はこの内表紙に見返し用の紙を貼ってからこのハトロン紙のカバーをすれば、内表紙に直接のりをつけることなく仕上がったのですが…。急ぎ過ぎました。

完成