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榛原の罫紙で作る和綴本

本日は昨年の秋以来はじめての大学でのカルトナージュ講座。

こんなご時世なのでなかなか生徒さんが集まらず、閉講になる講座が大変多い中開催出来て幸運でした。
とは言え直前に数人キャンセルが出たりと冷や冷やで始まりました。

ワンデー講座のため、材料は全てこちらでカットして準備し、生徒さんは製図してのり付けし、あとは綴じるだけと言う作業でしたが、カルトナージュとはちょっと違う仕上げなのでのんびり進めていきました。

表紙は布クロスを使いタイトル記載用の紙は,イタリー在住時にはじめてカルトナージュを習った際マーブル紙作りもして完成した紙を変形にカットして使いました。
一般には表紙は和紙で作りますが、カラーが豊富な製本クロスを使用すると和綴本も新鮮な印象です。
表紙内側につける見返しも本来は白い和紙ですが、イタリー製のプリントペーパーで仕上げたので,扉を開けると華やかな雰囲気に。


材料 布クロス麻生成り    布クロスキャメル   ロウ引き麻糸  榛原製日乗箋
和綴本

綴じ方は康熙綴じと言う上下コーナー部分におしゃれ感のある仕上がりです。
 布クロスクリアーワイン     布クロスローズ      布クロス麻グリーン

和綴本

青の罫紙の柄が小口を美しい仕上がりに。
和綴本