ホビーの一日（趣味三昧）
2020.08.05 Wednesday
現在上野の博物館で開催されているkimono展、ネット予約で時間指定で観覧できることになっており、友人と二人で午前中急ぎ足で観に出掛けました。
行列のない平成館を見たことがなく、今のコロナ騒ぎの世の中とは裏腹にこの中だけ何か平穏な雰囲気。
時間も時間なのでお年を召した方が多かったのには驚きましたが、出かけるところもないのでちょっとした楽しみなのは誰しも同じ。私も夏の着物を着てウキウキ楽しい気持ちに。
上野駅の公園口前は車が入れなくなり、改札も少し移動していて横断歩道がなくなりそのまま道になっており、様変わりしていました。
国宝級も含めて300点近い着物が総出。途中で疲れて休憩を取ったぐらい見応えがあります。詳細は
コチラ⇒
申し込みは7日金曜10：00〜が最終の会期予約
コチラ⇒
キモノ展にいらっしゃる方は着物をお召しの方も多く、皆考えることは同じでした。
はじめての自撮り着物のコーディネート。こうして自撮りで撮っておけば良いのですね。
朝顔柄の麻帯に小千谷縮。半衿は小千谷縮に自分で描いた江戸友禅柄。
麻帯も着物も半衿も皆洗濯機でジャブジャブ洗えるので気兼ねなく着れるのが一番です。
2020.07.28 Tuesday
お香のお稽古そしてお習字のお稽古は未だ始まりませんが、近所のスポーツクラブやずっとお休みだった同じく近所の卓球クラブも始まり、ようやく重い腰を上げ体力づくりのためのスポーツを始めています。
数年前TVで世界卓球を見たことが始まりで、いたく刺激を受けうん十年というブランクを経て私も卓球再開。
中学高校時代体育会の運動部で卓球をしていたのですが、世界卓球で選手たちが「チキータ」と言ってバックハンドの超高速スマッシュを連発。やってみたくなってしまい、昔は四角いペンホルダーというラケットしか使ったことがなかったのに今では誰でも使っている丸いシェイクのラケットに変えて再出発。
古くなったラケット(左)意外と捨てられないものです。このほかに中高時代のものもまだ持っています。
長いブランクのおかげで、新しいラケット(右)にもすぐ慣れて、この頃はまぐれでチキータも時々できるようになり、それだけで嬉しくなってしまいます。
大笑いしながら楽しく試合や練習ができるクラブなのでストレス発散には最適です。
2020.07.19 Sunday
鉢植えのヒスイ茄子がようやく収穫できそうになりました。細長いので一本で普通のナスの2〜3本ぐらい。味は普通のナスと変わりません。
今日は食べ物と体調に関して最近読んで目からウロコのご本のご紹介。先々発症するかもしれない認知症の有無にも関わるお話です。
タイトルのグルテンフリーはテニスプレーヤーのジョコビッチが実践していることでも有名で最近よく耳にします。小麦粉を取ることにより、内臓の副腎機能に負担をかけ色々な体調不良を引き起こすので、グルテンの入っている小麦粉製品を口に入れないという事なんです。
パンが大好き人間の一人でもある私ですが、コロナ自粛中に近所のパン屋さんに毎日通い、ホカッチャ作りに朝・昼とパン、パスタ。で気がついたら毎朝疲労倦怠感がひどく体調不良となって、そんな時この本の紹介を目にしました。
アメリカに留学して学んで来た若い医師夫婦の著作でまだ日本では全く注目されていない分野だそうです。
そこでまず小麦粉を絶ち、牛乳、コーヒー、などの嗜好品と乳製品もやめて、2週間経ったところ、てきめんに体調が回復してきました。
その頃はまだ本が手にがいっておらず、とりあえず副腎を疲労させる食物を断ちましたが、本を一読して自分の食生活の反省しきり、年齢を重ねるにつれ、口に入れる食物を吟味しないといけないことを実感いたしました。
歳を取るとよく赤ん坊に戻ると言われますが、だからこそ食べ物も赤ん坊に食べさせる時同様に気を使う必要があるのかもしれません。
本を一読するとわかりますが、副腎の機能に負担がかかると順に内蔵のあちこちに支障が来たし云々と、こまやかな説明とその解決方法、摂取するビタミンや具体的食べ物などの指導があります。
副腎機能が落ちると物忘れや認知症につながる事も実証データで示されており注目です。
2020.07.06 Monday
ギフトコレクションに掲載しているお香道具関連商品はほとんどオーダー品ですが、本日オーダーいただいた火道具入れがようやく完成いたしました。
材料は麻のクロスからカラーを選んでいただき、内側の火道具の仕分けに使用する布地の柄が俵宗達の風神雷神屏風図の写しで、風神もしくは雷神のいづれかを選んでいただきます。
今回は麻クロスワインに雷神の組み合わせ。中箱の縁は既にイタリーで廃番になってしまったシルクゴールドクロス。
現在は少し肌色っぽいシルクシャンパンゴールドクロスになってしまいましたが、こちらもとてもきれいなカラーです。麻のクロスの色によってこのシルクゴールドクロスの色を変えています。
本日お客様の元に出荷予定でしたが、こんなお天気のせいか、使用したノリの乾きが完璧でないので、明日の出荷に変更。申し訳ありません！
お香をご存知ない方には火道具とはなんだかわけがわからないと思いますが、香炉の中に小さい香炭団を入れたり、灰をそれにかぶせたり、小さく切った香木を載せるために使用する雲母で出来た銀葉というものを掴んだりするなど、香りを聞くまでにする一連の作業にそれぞれ使います。
今年はあと半年もありませんが、お香道具も作りたいと気持ちが少し前向きになります。
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2020.07.01 Wednesday
昨年秋より、新潟県の長岡市で御家流香道教室の企画をし始まったばかりでしたが、このコロナで、今年は一月と二月に開催しただけでずっとお休みです。
今回のブログタイトル、司馬遼太郎の峠は、この長岡市が舞台で、戊辰戦争の折幕末の旧長岡藩で活躍した家老河井継之助が辿った北越戊辰戦争を描いています。司馬遼太郎もこれぞ最後の武士、と言わしめた河合継之助ですが、長岡市には旧河井邸跡に記念館もあります。この記念館で学芸員をなさっているTさんは香道教室に参加されていて、この映画のチラシとお手紙を送って下さいました。
9/25には封切りされる予定でしたが、このコロナのせいで、こちらも封切りが延期。いつになるか分からなくて残念です。主役の河井継之助役には役所広司、台本を見てすっかり惚れ込みすぐに本人が是非やりたいと意気込んでいたとか。監督スタッフは最後の黒沢組とこちらも期待してしまいます。
香道教室もこの旧長岡藩士会の方々の支えがあって開催しているので、この最後のサムライの応援もしています。
長岡藩は徳川家譜代の小さな藩でしたが、この北越戊辰戦争と第二次世界大戦と二回に渡り町が焼け野原となり疲弊しました。いま新幹線の駅になっている場所は長岡城の本丸跡だったところ。駅にいながらお城の中、とイメージするとお姫様気分？御女中ぐらいでしょうか。
2020.06.29 Monday
アトリエのあるアークタウンでは最近店舗閉鎖が次々と。
今回のこのコロナによる影響も否めないようで、寂しい限りです。
いつも一番の賑わいを見せていたアウトレットショップも今月でお店じまい。
毎回ですが、ほんの気持ちのお餞別に、自作の商品を差し上げるのですが、今回は麻の布地で作った夏用手縫いマスクとマスクケースをお渡しすることに。
昨晩からマスクをチクチク縫って、マスクケースは夏用の絹の絽の着物の反物を裏打ちしたものを表側のクロスとして使いました。
シルク絽の布地は薄手とはいえ、目も細かくつんでおり、しゃきっとしているのでコットンの布地と違いほつれが出なくてびっくりしました。布クロスとして使うのにぴったりだという大発見です。
サックスのクロスで内箱外側を作りました。絽の布地は透けるので白のホットメルト紙の白地が見えて涼しげかな、と想像していましたが、地の色が濃いため涼しげな雰囲気には程遠く残念。
裏打ちして色が逆に濃くなってしまったような…。
マスクケースの見えない部分はドットのプリント紙を使いました。
2020.06.20 Saturday
明日は夏至となりますが、夏至に日食が起こる現象は１６４８年以来なんと３７２年ぶりだそうです。
当時は徳川三代将軍徳川家光の時代だったとか。今生きていて光栄なようで...。
大変歴史的な日食になるわけですね。明日は国立天文台のサイトでも「おうちで天文学」と称して１５時４５分から
コチラ⇒のサイトでライブ配信してくれるそうです。
石垣島天文台からのライブだそうでちょっと楽しみです。
肉眼で見ることは危険で日食メガネというものが数百円で販売されているとか。
ライブが一番ですね。
2020.06.05 Friday
先日大好物のルバーブの種をご紹介し、その後種まきをしました。
ちょうど一週間たち、めでたく発芽。イタリー製とかで発芽率50%と記載してありあまり期待していなかったのですが、前の晩まで全く平らな土で発芽の様子も見られなかったのに、翌朝ホントに突然、皆可愛らしい芽を一斉に出していて、大喜びです。
ルバーブと一緒に撒いたのはセロリーの種。両方とも色は違いますが姿かたちが似ていて、たくさん収穫ができそう。セロリーはフランス製の種でした。あまりにも小さい粒で、水撒きの際や雨降りの時に流されてしまうとのことで、軒下に置くように指導されました。
実は身内の者が、その道のスペシャリストで、東南アジア諸国はじめアフリカ各地で農業指導してきているので丁寧に土づくりから教えてもらいました。
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同じ日に種まきしましたが、セロリーの小さい種はなんとかやっと、芽が出てきました。待った甲斐ありました。見えないぐらい小さな芽です。これで本当にあんな大きくなるのだろうか？
と言っても両方とも10月にならないと収穫には至らないのです。おまけにルバーブの一年目は何故かわかりませんが収穫できないそうです。2年目からとは…。ジャムやタルト作るのに2年越し❣
2020.05.30 Saturday
気温も上がり、マスクのせいで熱中症になる方も出てきてしまっています。
FB友達が夏用のマスクを夏の麻着物をこわしてせっせと作っていたのに刺激され、私も作ってみました。
しまってあるミシンを出すのも面倒くさくなり、TVを見ながら手縫いで簡単にできてしまいました。
ただ材料の麻布地やガーゼもなく、家中を大探し。
ゴムだけはアトリエにあるのに。
探せば出てくるものです。夏用の着物の半衿とガーゼのタオルと母が使用していた着物ダンスの中から出て来ました。
あいにくこわして良いような麻着物なども持ちあわせておらず、夏用素材探しにはいささか苦労しました。
マスクケースの公開講座を行う前に都知事の小池さんのマスクの型紙をダウンロードできるように
ブログ内にアップ致しましたが、その型紙を使って今回作ってみました。
型紙はコチラ
1�僂里遼イぢ紊�入った型紙ということで、そのまま作ってみましたが、女性用のサイズとうたっていただけあり、男性には幾分小さい気がします。鼻と口部分が高くできているのでとても快適なマスクに仕上がりました。
男性用には全体に1�僂�おきくすれば良いと思います。
この型紙はA4サイズのコピー用紙のため、薄いので適当な厚みのある紙に私は糊付けしました。そういう時に便利なのが、写真左の
ペーパーセメント。デザイン学校出身の方でしたら、教材としてよく使用するのでご存じかと思いますが、ボンドやヤマト糊と違い、紙が水分で伸びたりしないので、サイズが変わらず、シングルコートだと後で簡単にはがすこともできます。
そしてカットすれば立派な型紙に。
2020.05.27 Wednesday
先般ご朱印帳作りに関して新たに渋谷西武のサンイデーにて行う予定を記しましたが、今日はそのご朱印をいただく神社仏閣に祭られている神様などについて、とても分かりやすく書かれた里中満智子のコミックについてのご紹介です。
古事記は何度も読みたいと思いながらなかなか読めずに過ごしてきてしまいましたがコミック版だと抵抗なく頭に入っていくのは不思議です。
漫画家の里中満智子は私が中学生の時、少女フレンドで漫画作家の一般公募をした際に確か第一回目の入選者でした。彼女はまだ高校生で入選したので、中学生だった私はすっかり憧れてしまい、当時は大ファンだったことを今ごろ恥ずかしながら思い出しています。
そんなご縁もあり、このコミックの扉を開くとあっという間に日本列島を作った神々の名前と君臨したその地域や所業がわかり、そしてその神話から自然に神武天皇誕生という、天皇家の生きた歴史につながるというお話です。
神話の中にはよく神社に祭られている神々の名前が次々と出てきて、それぞれの生い立ちや、因果関係などが分かりやすく記載されているので、納得しながら、近所に祭られている神様を思い出したり、と楽しく読んで歴史が学べます。
昨年から早速大阪の古墳群を見に行ったり少しづつ国内歴史探訪を始めています。このコロナのおうち時間も夜のTV番組はほとんど歴史系で探訪場所のチェックといったところ。夢は膨らみます。（写真は仁徳天皇陵）
ミラノ在住時ご近所で家族付き合いをしていた京都に住む友人はご夫婦ともども京都検定に合格して、同じくあちこち歴史探訪をなさりすでに大先輩。
