雪見障子
昨日は大変な大雪でした。一度雪かきをしたものの、あっという間に10cmぐらい積もり、昨日の雪かき作業は途中で中止。今朝からやり始めましたが、車庫のシャッターも埋もれ、20cmはは積もっていたのでびっくりでした。そういえば我が家の和室にある障子の正式名は、雪見障子。下半分を上に持ち上げると、ガラスがはまっていて、外の景色が見えます。
めったにない雪見障子の本領発揮のチャンス。じきに水仙の花が咲くのですが、雪に埋もれてこれでは・・・。
ホビーの一日（趣味三昧）
そういえば我が家の和室にある障子の正式名は、雪見障子。下半分を上に持ち上げると、ガラスがはまっていて、外の景色が見えます。
めったにない雪見障子の本領発揮のチャンス。じきに水仙の花が咲くのですが、雪に埋もれてこれでは・・・。
夏のお香の会 ・百ちゅう香
毎年7月になると、香道協会が主催する会員のための百ちゅう香が行われます。簡単に言えば、お香を百回聞いて、それぞれの香りを当てるのですが、一日がかりのイベントです。昨日は香に包まれ帰宅しました。頭から着物に至るまで、高雅な香りがしみわたって、心地よい気分です。
朝から。夕方5時ぐらいまで凡そ百人近い会員が集まりお香三昧。
今回は歴史に残る方々、東福門院和子や足利義政（東山殿）銘の香木も出香され身に余るしあわせです。
会場が広く、人数も多いため、友人がどこにいるか探すのも大変！
久振りの美術館 国展
友人であり、ファンでもあるマダム築山が長年参加されている国画会の展覧会国展に始めて伺うことができました。今まで何年間もご招待いただきながら拝見できずにいました。六本木の国立新美術館で5月14日まで行われています。
フランス人も大好きな円形カーブを多く取り入れた国立新美術館は開放感があり、モダンなセンス。外部の緑も目に優しく、外人受けしそうです。
気が付かなかったのですが、この地には以前陸軍の最初の鉄筋の宿舎があり、それも日本の「日」の字の形をかたどった建物だったとか。下の写真
１F中央にあるオープンカフェで友人と待ち合わせ、10時に着いたときはほとんど人がいなかったのに、あれよあれよと、もう一杯です。
現在はエルミタージュ美術館展とセザンヌ展を行っているのですが、10時前から外には切符を買う人々の長蛇の列。
しかし、千代田線の地下鉄駅の方から入場すれば、駅の傍で、並ばずにチケットが買えるのです。
マダム築山は国画会で何回か賞を取っているので、既に準会員。会員には芸大の学長をはじめ、全国のの美術系大学の学長クラスが名を連ね、古くは梅原龍三郎や武者小路実篤などの文化人を多く輩出しています。
130号という大きな作品は昨年行かれたウイーンを題材に。そして来月にはまた絵を描きにスペインとプロバンスに旅立たれるとか。次回の作品が楽しみです。
明日は引き続きこの美術館3階にあるポール・ポキューズのブラスリー(運良く食事が出きたので）をご紹介します。
趣味のお稽古 かな文字
最近はじめたお稽古は書道。コミックの「とめはね」の影響ではなく、昨年60人近い参加者があった夏のお香の会で、記録係を大勢の皆様の前で行える名誉にあずかり、それなりに楽しく書くことは出来たものの・・・。いまいち文字の崩しに自己流があったことを反省してまずは平仮名から習い始めています。
はじめてのお稽古の前の晩、夜10時ごろになってから、半紙を入れるファイルがないことを思い出し、大慌てで家にある材料を引っぱり出して作成したのがこれです。
半紙が落ちてきたら大変なので、ちょっとしわくちゃだったマーメイド紙で「たとう」のように半紙や下敷き、お手本などを入れられるようにしました。
材料 2�亳�紙（ショップで販売） 布クロス麻青 平ゴム 青（ショップで販売） ハトメ マーメイド紙（ショップでA4・B4サイズ販売）
作り方は、マエストロコースの課題作品と全く同じですが、サイズが幾分小さめなので糊付けもとっても楽でした。
ちくちく縫い物
たんすを整理していたら、手拭がなんだかたくさん出てきました。ほとんどがいただき物ですが、お着物で出かけるときには、食事やお茶をするときに着物を汚さないよう必ず手拭は持参します。季節感のある柄が揃っているので、季節に合った柄をもつのが粋。とはいえ、手拭は端が切りっぱなし。そのまま以前は使用していましたが、洗濯の度にほつれるので、なぜか急に引っぱり出して毎晩ちくちく縫っています。糸の色合せも楽しく、はじめると止められなくなり、次から次へと手拭を探しては・・・と。
東京タワーと美味しい食べ物と日本庭園
昨日は月一度のお香のお稽古。お茶のお稽古のときと同様、ほとんど着物を着て出かけます。和のお稽古があるときになるべく着物を着て、少しでも着付け時間が短縮するようにしています。まだ10分ぐらいで、というわけにはいきませんが。終了後はいつも先生やお香のお仲間とご一緒にお食事を楽しんだりしますが、暫くぶりにちょっと外で。
芝増上寺の近く、そして東京タワーのお隣にある2000坪の和庭園が自慢の豆腐料理のお座敷「うかい」。和風の入り口を入って行くと、正面に東京タワーがそびえたちますが、
横にある入り口を折れると、今度は立派な和風の建物と庭園↓
入り口左側には待合があり、↓
右側は小粋なお庭↓
そして内部の入り口は古い造り酒屋の建物を移築したという、漆塗りの尺柱（本当に太くて大きい！）で、高い天井と重みのあるしつらえ、日本の建築文化の粋を見ることが出来ます。
次から次へと運ばれるお料理に舌鼓をうち、名物料理のお豆腐が来たときには既に満腹状態という、お恥ずかしい有様でした。
一年ぶりの初釜
今日はお初釜とお香のお初会、例年両方が同じ日に開催されるので、昨年はお香、今年はお茶の初釜に。
床の間の飾りは寿尽くしのお軸。そして羽子板は先生の母上の手作り。
年に一度拝見できる先生のお点前で、例年通り金箔と銀箔のお茶碗でお濃茶から。昨年一年間母の介護の事もあり、全くお稽古に足を運べなかったのですが、母もホームに入って少し介護も緩和されたので、月一度ぐらいは再開しようと決心しています。
静寂の中の柄杓と湯返しの音、美しい茶碗をながめたり、心静かに無になれて、一服いただくだけでも幸せな気分です。
お香のおけいこ
お香はあまり一般になじみのない和芸ですが、それもそのはず、もともとは宮中での貴族たちの遊びのひとつだったからです。その後武士たちにも、といってもお殿様クラスの階級の武士ですが、茶道と同様たしなみのひとつとなっていきました。そんなわけで、お茶やお花のように一般に普及されていなかったのです。
今日はお道具のご紹介です。
茶道をするときに必ず必要なのは袱紗ですが、お香では袱紗以外に下のような香道具を各個人いつも用意します。
一番下は小袱紗で、この上に手記録紙といって懐紙をたたんだものをおいて、お答えを書きます。自分の名前を一番下に、苗字は書かずになまえのみです。
久々全部正解し、今日は下の記録紙を頂戴してきました。正解者が何人もいる場合は、席順でお点前をなさる香元に一番近い方がいただけます。今日は幸い正客だったので香元のすぐ隣、ラッキーでした。
日付け記載も今月は12月ですが、雅なお香では「春待月」とします。
久し振りのお香のお稽古と友人の日本刺繍展
イベントが終了して出勤しなくてもよいこの2日間で、すっかり元気回復。先月はじめて休んでしまったお香のお稽古にでかけました。お香は今日のように雨が降ると、香りのたちかたがとてもよいのです。
お点前をすることになってしまい、すっかり慌ててしまいましたが、ゆっくりそしてじっくり香りを楽しむひと時は何ともいえません。今日の香組みは古くから伝わるもので、源氏物語の中のふじばかまのお話からとったものでした。
難しかったので、正解者は2人のみでした。
その後、銀座で日本刺繍展を行っている友人のところに向かい、今日は和芸三昧。
高円寺で日本刺繍を教えていらっしゃる城所美智子先生に師事している友人は、お茶の先生でもあるので、何かと和服や帯が必要。こちらで帯やきものに刺繍をして身につけるという一石二鳥。着物一枚帯3枚といって、一枚の着物に帯は少なくとも3種類以上をコーディネートするのが常ですから、ご本人も大いに利用されているようです。
上下共に友人の帯にさした刺繍。
日本刺繍は西洋刺繍と違い、シルク布地に絹糸で刺繍をするので、その豪華さは言うまでもなく比較になりません。金糸は金箔を糸に絡ませたものを使用するので、金の値上がりが著しい昨今は大変そう・・・。
そして針も手打ちで作る針を使用し、今その最後の職人さんが一人いるだけになったとか。
そして、本来は刺繍糸をよるところから習得するのだそうですが、その習得にも何年もかかるので、糸屋さんに先生が特注されてその糸を使用しているそうです。和芸は兎も角奥深く、日本人のきめこまかなこだわりがすばらしいものを生み出していて、世界に誇れるものづくりにつながっていることを実感した一日でした。
ロックハート城で可憐に変身
お香のお仲間が所有するロックハート城を訪問。そちらで私はちょっと季節外れのヴェネツィアのカーニバルのごとく変身。お城の中の階段でワンショット。ドレスは総シルク製で、かつらも選り取りみどり。ティアラもネックレスも帽子もブーケも好きなだけ変身できます。
他の友人たち、私よりずっと先輩方ですが、3人で楽しく仲良く裾を引きずりながらお城の中や外をうろうろ。1時間2000円で好きなドレスを借りてちょっとしたお姫様気分満喫でした。もちろん男性の衣装もすべて揃っています。
後ろがロックハート城全景。ダイアナ妃専用のロールスロイスもお城の脇にありました。もともとは俳優の津川雅彦がスコットランドで購入し日本に運んできたお城でしたが、すべてを友人の会社で引き取って、今は群馬県に。
