ホビーの一日（趣味三昧）
2021.10.30 Saturday
先週今週と出掛けついでにあちこちの美術館巡りをしています。
先週はゴッホ展を都美術館でみました。ゴッホの絵の色合いのコーディネートが、どうも和服の帯や着物帯揚げや帯じめの色あわせに大いに参考になり食い入るように見てしまいました。
わざわざこのゴッホ展を見る為に順番をネット予約して、大阪からいらしたという方とちょっとおしゃべりしましたが、出掛けついでに来たなんて口が裂けても言えません。
そして以前から気になっていた北斎の蒐集家でもありその価値を世に広めたモースの北斎コレクションを出掛けた帰りに寄って見てきました。
どちらも規模が小さい展覧会なので短い時間でさっと見ることができ、内容はとても濃いのでオススメです。最初に世に広めたコレクターの作品コレクションという点では共通の両展覧会でした。
銀色のモダンな建物の北斎美術館内部。江戸東京博物館入り口と通りを挟んで向かい側に北斎通りがありそこから250m先にこの美術館はあります。
この北斎通りを入って一つ目の路地を右に曲るとミシュランで星を取ったこともある蕎麦屋の名店「ほそ川」もあります。折角なので帰りにちょっと寄ってお蕎麦でも、と入ったところ残念なことにこのコロナで人手不足なのか、待っていても無視されて、テーブルが空いているので店内に入れば外に出て！と言われるし、とてもミシュラン対応の店とは思えない接客。そそくさと出て帰ることに。
2021.10.28 Thursday
最近しばらく病院がよいが続き、ブログの方もご無沙汰してしまいました。
今年は新年から骨折、それ以来何かずっと引き続いて次から次へとあちこちの故障。コロナ感染が酷かった時期は病院行きも避けていましたが、10月中旬以降はさまざまな病院での治療が続いてそちらに通うことで大忙しの日々でした。
病院の帰り際乗り換え駅で広告を見てJapanese doll展に足を運びました。
浅草橋の吉徳大公という人形店で開催されています。
友人夫婦が四谷シモン人形教室で長年人形を作っていたのと同じような西洋人形風の可愛い
姿がポスターで目につきました。
雛人形のような日本人形を取り扱うお店なので、人形も着物姿のものが圧倒的に多いです。古布を扱うお店も出店していました。
丁寧に仕立て上げたお着物に足袋や草履など全て手作り。
ボディーだけでないので人形の価格も大変なものです。
お着替え用の下着や足袋、着物なども揃っていて、高価な着せ替え人形です。
2021.10.05 Tuesday
今日は夕焼けがとてもきれいだったので、帰宅の道すがら空の色を撮影してみました。
そして9月半ばにすでに花が咲いていた金木犀ですが、この秋二回目の開花。どうなっているんでしょう。感染が収束しはじめているお祝いで咲いているみたいですね。
良い香りなので何回咲いてくれても大歓迎です。
普通の生活が解禁されたようで、最近毎日ネット上に次々と色々なお問い合わせがきて、皆さま前向きに活動されているご様子が伺えます。
開講されなかったワンデー講座のオンラインレッスンご希望のご連絡もあり、じわじわと忙しくなり、ぼんやり過ごしてきたこの9か月が噓のようです。
2021.09.24 Friday
雨が続いたせいで庭の草がまた伸び放題となってしまい、身内に頼んで機械で草刈り。
あまりに大きすぎて機械も苦戦を強いられるほど。私は腕が痛くて引き抜く事もできないのでかきあつめてつむぐらい。
袋詰めも何袋になるのか？大変そうで，ゾッとします。
雑草の中でも今年新顔が。やたらに背が高くて緑のススキみたい。
わずかに残った彼岸花と葉蘭の間に入れて束ねてみました。
草の間に落ちていた柿の葉が色づき秋めいています。
2021.07.10 Saturday
榛原の特殊加工の和紙で作られた日乗箋、B4サイズを使用して早速B5サイズに仕上がる和綴本のサンプルを作って見ました。
表紙は
麻の青のクロスを使用し、タイトル書用の紙はイルパピロの手摺版紙をくり抜き、ロウ引きのオレンジの麻糸に合わせて角裂も
オレンジ色の布クロスに。
麻糸を使用するとかなりびしっとした仕上がりに。
表紙内側には本来見返しの紙を一緒に綴じて貼って仕上げるのですが、今回はそのままこの日乘箋を見返しの代わりに貼ってみました。
結果冴えない仕上がりでした。罫線があるので書いた内容の目次がわりになるかと思っていましたが、以前B6サイズで仕上げた和綴本を横に置いて比べてみるとおしゃれ感喪失でした。
2021.04.23 Friday
かれこれ5年ぐらい経ちますが、文京区にある六義園の庭園に植栽されている江戸時代からの珍しいツツジの挿木講座に参加して、持ち帰り育てている挿木のツツジ。ずいぶん育って本年ようやく全てに花がつき大感激。
最初に花をつけたのはとりわけ育てるのが難しい紅霧島。たったの3輪の花ですが挿木でもこの種類だけは根がつかずに枯れてしまうものが多く僅かに育った3本のうちの一本。
挿木した翌年から花をつけて育てるのも丈夫な花車(ハナグルマ)。花びらが細長くて一枚ずつ独立して繋がっておらず薄いピンク系のカラーで優しく爽やかな印象です。
そして朱赤が可愛い八重霧島は、はじめて蕾がたくさんつき本当に可愛くて毎日見ても飽きません。
この霧島ツツジも育てるのが難しく、嬉しさもひとしお。
やっと3輪だけ咲いた琉球紫。丈夫な割に花がつかずこちらも初お目見え。オオムラサキなどよく公園に植栽されているこの系統の色のツツジとは違ってとても小ぶりです。紫系の色も控えめです。
そして私が子供の時から東京の庭に植えてあったオオムラサキのツツジ、現在の家に植えてからずっと咲かなかったのですが、今年見事に開花。私よりずっと年上でもう80歳ぐらいのこのツツジ、お年なのにこんなに咲いて心配です。
2021.04.22 Thursday
4月から連休近くになると庭の手入れで大忙し。
昨年、コロナ禍で足止めされて、木々が伸び放題の庭の手入れをかなり頑張って行いましたが、切った木のゴミ出しも30�冂垢気縫�ットしないと集荷してもらえないためその仕事量は半端なくエンドレス。とうとうギブアップしてしまいました。
今年は樹木のお医者さんがいる、何年も前にお世話になった市川市内の
ユアサ園芸さんに植木の手入れをお願いすることにしました。
若くて腕の良い、植木の知恵袋のような職人さんが来てくれて、すっかり安心。会社組織なので、今迄の植木屋さんのように高齢になったからと言って来れなくなる心配もなく、これからは庭造りが楽しみになっています。
5年以上剪定していなかった梅の古木も剪定してもらい、スッキリして梅の実も大収穫。早速梅シロップを作ろうかと色々ネット検索し、クックパッドが良いのかクラシルが良いのか思案中です。
剪定をすると二年は花も実もしばしおあずけなので、大事にこの梅でシロップ作りをしようと思っています。
珍しい種類の青萼（アオガク）の白梅もスッキリ。
アオガクの下草刈りをしていたら、実生ではえたこのアオガク白梅の苗を見つけました。隣には山椒の苗も生えていてラッキーです。こうやってまた庭に植えていくとそのうち雑木林になってしまいそうです。
古木でちょっと痛々しかった紅梅もこれで元気になってくれることを願っています。
2021.04.17 Saturday
季節の良い時期になりましたが昨年同様にまた旅行にも行けなくなってしまいました。
行けなくなれば益々行きたい欲望に駆られますが、収束したらまずは国内の温泉訪問は是非したいと思っています。今年は骨折した事もあり、温泉で癒されたい願望120%といったところでしょうか。
運良く先月出かけられた鹿児島ですが、空港からすぐ近くにある霧島温泉郷。こちらには次回は長逗留したいと思うぐらい自然が身近に感じられ、心が癒されました。近隣で色々な種類の源泉巡りもできるのも魅力で、とりわけ今回滞在した旅行人山荘というホテルがお値頃で、それでいて大正時代からあると言う歴史ある温泉。なんと言っても5万坪という敷地の中に、源泉が湧き出る露天風呂がその山中にいくつも点在し、宿泊者は無料で貸し切り露天風呂を楽しめるのが最高です。
宿泊予約をしたのが遅かった為、貸し切り予約が出来た時間が朝6:00の枠しかなかったのですが、夜明け前の露天風呂も静かで風情があります。浴衣姿で山道を少し歩いて木戸のかんぬきを開けてもらい、石畳を降りていくと庵の佇まいの更衣室。
源泉が惜しみなく湧いてくる中、天上を仰げば空と木々の葉、そして明け方の鳥のさえずりと大自然満喫です。
お湯は熱めと少しぬるめの湯船。
お湯から上がって森の中を出口に向かって歩いていると、木々の向こうに何と鹿が3匹。すぐそばで1匹と目が合い大慌てで写真を撮ってみたら鹿の顔が木の葉に隠れて残念。
ホテルそばまで戻ると出入り口の側に飲泉を見つけました。
昨年伊東に行った際も飲泉のある宿に巡りあいちょっとついているかも。
日中は広い敷地内を散策。滝があるとの矢印を伝って少し山を登ると見えてきました。崖になっていて滝のそばには行けないのですが、鳥たちの啼き声と滝の音を聞くだけでも心癒されました。
食事もちょうど良い量でちょっと懐石風。次回は1週間ぐらいのんびり滞在希望中。
2021.03.28 Sunday
今日は春と秋、年に二回市川市の胡禄神社で開催されるオモト展。昼休みに出かけて来ました。
上の写真で展示されている鉢は手のひらに入ってしまうほど小さいもの。下の写真はその中で個人的に良いと思った鉢。ここまで大きくなるまで何十年もかかっているんです。
自分が生きているうちに私の小さいオモトたちもここまで大きくなるのかな、と考えながら思わず願いを込めて写したオモト。
昨年の秋に植え替えなどをしましたが、春になると冬を越した水苔を新しくして肥料を4月から6月まで月に一度加えていきます。
早速私も先生の指導のもと苔を新しくして、まだ成長も幼いマイ オモト万年青たちに肥料を加えてこの春からはじめての庭デビュー。今までは家の中に置いて全くのお嬢様育ちだったので、ガラス越しの日差しか浴びず、弱々しい姿。これからの成長が楽しみです。
下の写真は今日の展示で購入した実生の一点。白い斑入りで肉厚の葉にちょっと惹かれてしまいました。白い斑の部分は肥料が足りないと緑に変色し、一度緑色になったらもう元に戻らないのだとか。
2021.03.20 Saturday
今日は春分の日で、お彼岸の中日。朝からお墓参りに行って来ました。
春分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈むのだそうです。仏教では極楽浄土は西にあると言われているので先祖を偲び感謝をする日でもあるそうです。
嫁ぎ先も自分の実家も菩提寺は深川にあるという偶然。細い川を挟んでこちらと向こう側という墓所の立地もすぐそば。子供の頃、法事で深川に来るとあちこちにあるこの細い川には切り出した木材が所狭しと浮かんでいました。木場も近く今と違って川も綺麗だったのかな、と懐かしく思い出しています。
今はお寺の界隈はブルーボトルカフェとか生食パン屋とか、どこを見ても道路まで行列して並ぶ話題のお店があちこちにあり、お墓参りの人たちに混じってとても賑わっています。
桜の蕾はまだ開きませんが、庭では雪柳とボケが満開です。
雪柳は小さなタネが風に運ばれすぐに芽を出すので、今では庭のあちこち雪柳だらけ。木になる前に抜いておかないと根の張り方がすごくて抜けなくてたいへんなことになります。
