ホビーの一日（趣味三昧）
2015.08.14 Friday
なぜか日々忙しく、さすがにこの暑さでブログ掲載の気力をなくしてしまいました。生徒さんにもご心配をおかけしてしまいましたが、一応ぴんぴんしています。
90才になって大腸がんの手術をした母の病院に何度か週に足を運びますが、空調は効いていても外気温度の変化には病人は敏感で、この暑さで声も出したくない様子です。
毎日暑い日が続きますが、気分転換に先週東京手描き友禅染めの体験講習に行ってきました。
盛夏のお出かけには浴衣に半襟をつけて街着にして装いますが、夏場の半襟、以外と少なく、ましてや自分の夏物の着物に合うものは滅多にお目にかかれません。
そこで欲張って、萩の花の模様でブルー系とグリーン系の2色を制作しました。
小千谷縮みの半襟に色づけしますが色作りが大変でした。先生が作るきれいな色合いはなかなか素人の私には出すことができず、悪戦苦闘。
何とか2枚完成。来年の夏が楽しみです。
2015.06.29 Monday
ビーズが大流行していた時は日本とヨーロッパの半々の生活だったので習う機会を逸してしまいましたが、日本に腰を据えた現在は忙しいにもかかわらず新しい何かを求めていろいろチャレンジしています。
先週で丁度終了したビーズアートですが、最終日の作品はメガネ用のもの。お花のように丸い仕上げがとても可愛く、いろいろ応用がききそうです。
2015.06.10 Wednesday
習ったばかりの和紙加工のミニがまぐちの復習をし、もう一つ白黒の和紙で作ってみました。
生徒さんにもお見せしたところ、仕上がりの重厚感に皆様びっくりされている様子。
この和紙工芸、あまりにもしっかり作られているので全くこわれないそうです。
和紙屋さんで販売していた圧縮加工のトレー台紙に和紙を貼り付け、この和紙工芸で使用した表面加工用の樹脂を塗ったところ、つや感が出てちょっと漆仕上げのようなトレーになりました。
新しく仕上がった小銭入れの内側はまた柄と色を変える楽しみがあります。
和紙の表面加工をするのにおよそ二日間、自然乾燥させながら仕上げます。お教室では先生が乾燥を促進させる電熱器などをお持ちなので何とか3〜4時間で仕上がります。
2015.06.03 Wednesday
最近始めたばかりの手芸ですが、下の小銭入れ、何と和紙でできています。とりあえず初めての人が行うレッスン課題。3時間ぐらいで完成しました。
作品は和紙が漆のような仕上がりになるため、和紙を貼り付けて箱になさったり、貝合わせをお作りになったり、お雛様のお道具セットを作られたりと皆さま数か月から何年もかけて作品を作り上げていかれます。金箔や金粉もちらした素晴らしい箱も拝見しました。
ため息が出るような豪華な作品ばかりでした。
内側ももちろん和紙。柄違いで。
よく見ていただくとわかるのですが、縮の和紙を使用するところがポイントだそうです。伸縮性がないといけないとのこと。
材料のこの和紙に何度も何度も特殊なウレタン液を重ねてビニール加工したような素材に変化させます。独自の手法で神奈川県推奨の工芸にもなっているそうです。
そして4月から始めたビーズワークも作品が増えました。5月に行った2作品。いろいろテクニックが学べて楽しいです。
2015.05.12 Tuesday
先日ぶらり散歩の旅で紹介された祐天寺のアクセサリーミュージアムですが、アクセサリーのファッションコーディネーターをしていた時からのお仕事の知り合いが運営しています。
先週こちらでファッション画で著名な方が特別展をなさるレセプションがありご招待いただきました。
何十年ぶりかでお目にかかるミュージアムオーナーご夫婦、互いに仕事時代を懐かしくお話しできました。
もともと大手のアクセサリーメーカーのオーナーでもあったので、海外で入手したサンプルもたくさんお持ちで、ショップで販売しているのがうれしい限り。
ミュージアムのアクセサリーは個人所蔵としては日本一のコレクションで1800年代のヴィクトリアン調からはじまり、アールヌーボー、アールデコ、ミッドセンチュリー、1970〜80年代まで素晴らしいアクセサリーが満載です。
ファッションコーディネーター時代の大先輩たちもこちらにお洋服やバッグなど手持ちのコレクションを寄付したりしているので、アクセサリーにとどまらないファッションの歴史がしっかり見てとれます。
またお教室もあり、アクセサリーメーカーだったので、本格的な材料が豊富に揃っています。
2015.04.30 Thursday
先週来、お香の会にはじまり講習、展覧会観覧など毎日休む間もなく出かけており、ブログアップ怠ってしまいました。
新国立美術館では昨日から国画会展もはじまり、まだまだお出かけが続きそうです。
連休中で終了になる芸大で開催されているダブルインパクト展、なかなか見ごたえがあります。
明治以降の作品で芸大所蔵品とボストン美術館所蔵品のダブルの展示。
下のカタログ表紙絵は何と隅田川にかかるあの浅草の吾妻橋。こんな素敵な橋だったんですね。
個人的趣味の下のお香道具は明治天皇が、当時のアメリカ代理大使に贈った品物。金襴でとても豪華でした。
明治を象徴する明治天皇の肖像画もいくつも描かれ、右の彫刻は明治天皇のご真影を基に作られた［神武天皇御像」で、当時は教育勅語と天皇のご真影が各学校に下賜されて、天皇を神格化していったそうです。
2015.04.04 Saturday
昨日高松のお香の会の方々の30周年を記念する会が玉藻城内の
披雲閣 （国の重要文化財で行われました。あいにくの雨でしたが、雨はお香がよく焚けて香りが長持ちする絶好の日和。
水戸黄門で有名な徳川光圀公の兄上が藩主だったそうで、お土産に葵の紋をかたどった直径20�冂�のもなかを頂戴したのが印象的でした。
会場には知事夫人もお越しになり、40人近くの方が広間でお香を堪能。
下は香川の
キンマ塗りであつらえたお香道具。地方により漆器の文化も違うのでお道具を拝見するのも楽しみの一つです。
下左は、お答えを当てられた方にお点前をなさったかたが今日の記録を差し上げているところ。
下右：今日のお祝いの香組は慶賀祝とそれぞれの銘で三種と記載されています。
葵のご紋の特大最中
ショップ変更作業の合間のとんぼ返りでしたが、最高の息抜きでした。
2015.03.16 Monday
普段忙しい友人たちと久しぶりに美術館で鑑賞しながらのんびりとしたひと時を過ごしました。
現在は右端の
作品展示ですが、4月半ばからは所蔵の上村松園の作品が見られるのでそれも楽しみです。
左は松園の作品で右が今回展示してある松篁のクジャクの絵。
山種美術館はとても小さくて、パリの16区にあるモネの睡蓮の絵を展示しているマルモッタン美術館のようにこじんまりしています。一気に鑑賞できてゆっくりできるところが、友人との待ち合わせにはぴったり。
海外にいたらなかなかみることができない日本画、特に私は上村松園の美人画の大ファンでその息子松篁の描く鳥の絵も優雅さに圧倒されます。学生時代銀座の画廊をふらふら見学していた時偶然ですが、入った画廊が松園の孫の個展を開催していて、金銀装飾の気品ある鳥の絵を目の当たりにして、かなり感動したのを覚えています。
2014.12.17 Wednesday
先週土曜日には目白のレッスンが秋季講座終了となり、皆様個々に作品を完成することができ、ほっといたしました。あいにく写真をお撮りする時間がなく残念ではありました。
こちらのレッスンは現在初級コースが3ステップに分かれて同時開催。来年4月からは更に中級コースが加わります。
講習の後、私は以前から大変興味のあった衣紋道の会の十二単と束帯の着付けを拝見できる納めの会にご招待を受け、見学をしてきました。
着付け終了までお写真はご法度だったので、過程をお見せできないのが残念ですが、本物の装束なので、ちょっとご覧ください。
お召の装束は故高松の宮家のもので、十二単も男性の束帯も30分で着付けを完成するよう常日頃練習なさっているようです。
着付けは男性のほうが難しく、女性のほうが案外早くに終了。とはいえ十二単は２０ｋｇの重量で、更に御髪のかつらも相当重たいようです。
御髪は後ろまで長く、引っ張られるように重たいと仰っていました。
2014.12.12 Friday
先週末のお香会会場 二尊院の奥の石庭
今日は東京で月一のお香のおけいこ。京都のお香会ではなｋなか聞き分けできず正解を得られませんでしたが、今日のお稽古では久々に聞き分けられてこの記録紙をゲット。
座ったお席の順で、一番早い順の正解者しかこの記録紙を頂けないので、席次によってはいくら正解を得ても頂けないことしばしば。今日はラッキーでした。
京都の二尊院では、いつもこのように奥のお部屋で、奈良の懐石お重弁当を頂戴します。いつも食べきれないほど、いただくときには相変わらずお写真撮るの忘れました。
