知っ得情報
2012.11.10 Saturday
毎年数人ですが、カルタフィオッコのレッスンコースを終了され、ディプロマを取得され講師として巣立っていかれます。今回で既に5回目になります。
ディプロマはミラノの老舗カードショップRAIMONDIで特注オーダーしたもので、印刷文字も公文書に使用される格の高い正式字体で作成されています。サイズは卒業証書ぐらいで、27cm×40cmとちょっと大きめ。
このショップは政府関係者から多くの有名人御用達、用もなく入店すると、用事を作っていかないととりわけ見るものがないので、どうしてよいかわからない雰囲気。ミラノに住んでいたときはよくクリスマスカードをオーダーしていました。
ミラノの中心にあるCorso VeneziaにあるRAIMONDIといえば、知らない人はいないので、ミラノに行かれたら、名刺などもオーダーしてみてはいかがでしょう。
安物の紙はないので、その仕上がりにきっとご満足いただけます。
そして今年は、いつも差し上げていた記念品（こちらも伊勢の老舗真珠店に特注の南洋パールと小粒のアコヤ真珠に18金の飾りをつけたペンダントトップ）のオーダーが高額になって依頼できなくなってしまったこともあり、都内でフルコースのディナーをしながらお渡しすることにいたしました。
丸の内のブリックスクエアーにある
グリルうかいで、トリュフやうに、からすみなど、なかなかいただけない食材を使用したフレンチとイタリアンのミックススタイルのお料理を楽しみました。
そして最後にディプロマをお渡しする際には、お店の方で記念撮影をしてくださり、下の写真のようにファイルして、それぞれ頂戴することが出来たので、とてもよい記念になりました。
2012.10.14 Sunday
学習院生涯学習センターで今作成している革のアジェンダ作りですが、革を生徒さんに漉いてもらうのはやはり大変なので、革すき屋さんに依頼してすいてもらうことに。
生徒さんとしていらしていた、
Mayuflowerさんのブログで紹介されていた
浅原皮漉き屋さんにお願いしてみました。
お話をしていたら、現オーナーのお母様らしき方が以前私が企画デザイン勤務していた会社のことをご存知だったので、ちょっとほっとしたり・・・。
数量が少ないのに、とても親切に漉きを承諾してくださりホットいたしました。職人さんの仕事の邪魔になるようでは申し訳ないと思っていたのですが、一般の方にもオープンにされている現オーナーはまだお若いので、昔かたぎの気難しい職人さんとは異なり、色々チャレンジしてくださる心意気が伝わります。
糊付け部分を漉いてもらったので、生徒さんたちのできばえもこれから楽しみです。この中に最初の写真にあるピンク色の革がないのですが、生涯学習センターの生徒さんがほとんど皆様ピンクを選ばれたために、なくなってしまうほどの人気ぶり。
このカラーは来春用に製造している新色なので、皆様お目が高い！
2012.08.20 Monday
いつもイタリーで購入してくるインテリアの布地ですが、その表面に撥水加工された仕上がりが、まだ日本にはないのですが、作品作りにとても重宝しています。
日本製のビニール加工のものはすっかり布のしなやかさが失せてしまうのですが、布地の柔らかさも残っていて、インテリアクロスですが作品の仕上がりがとてもしなやか。
アトリエショップには上記のカラーがそろっています。
下はパリに住む友人のフランス土産で、
フラゴナールの可愛いオードトワレとハートの手鏡セット。上記のイタリー製の布地のカラーアソートと色の雰囲気が似ているので写真をアップしてみました。
2012.08.02 Thursday
毎年7月の最終週の火曜日に行われる、葛飾 柴又の花火。寅さんで有名なあの柴又帝釈天裏の江戸川土手で行われます。花火の写真は動きがあるのでなかなか大変。
市川側のわが家からも完全ではありませんが見れるので、ここ2〜3年江戸川土手まで行かずに過ごしていましたが、今年は柴又近くの友人宅に招待されたので、出かけることに。
柴又の花火を見てしまうと、その豪華さと意匠をこらした花火が次々と空を舞うので、他の花火大会を見に行ってもちょっとつまらなくなってしまうほどの見ごたえがあります。
いつも江戸川の向こう岸、市川側でみていたので、こちら柴又側の人の多さにびっくり。
矢切の渡しがある、向こう岸の方は、一面ゴルフ場で、この日ばかりは例年ゴルフ場も一般に開放され、皆寝転びながら、頭上の花火をお弁当を広げてピクニック気分で眺めて最高です。こちら側はこんなにぎゅうぎゅう詰で確かに足の踏み場もないほど。
若い男女ともに浴衣姿が目立ち、なかなか粋な光景でした。若い人はおしゃれに敏感で年々浴衣姿の人たちが増えて、着物推奨派のわが身としては嬉しい限りです。
2012.07.23 Monday
本日7月23日〜8月23日までネットショップ及び実店舗が夏季休業となりました。
日頃ご愛顧の皆様にはしばらくご不自由をおかけいたしますが、例年通り夏季休業とさせていただきます。
何卒よろしくご了承いただきたくお願いいたします。
ブログは引き続き発信いたしますので、商品の解説なども含めどうぞご覧いただければ幸いです。
2012.07.12 Thursday
最近はカルトナージュも布や紙でなく、革で作ることがトレンドです。
もともと革の小物やバッグのデザイナーだったので、この分野は超得意というかプロでもあるのですが、久しぶりに昔のメーカー時代の取引先の革屋さんへ認定講師の方たちと一緒に出かけてきました。
今回、講師の皆様の要望を踏まえて、下の写真の革を購入してきました。ネットでは販売できませんが、ショップでは販売しております。
丁度秋用の展示会が終了したばかりだったので、オレンジ・ピンク・こげ茶・赤・青といった新作のカラーを分けていただくことができました。
下はイタリー製の輸入革。小さめのサイズのキップだったのと、リザードの型押しが素敵にしあがっていたのでこちらも購入。輸入革は、日本では出来ない、なめしかたで手触りや、商品の仕上がりがとても違い、少々値段も張りますがちょっとたまらない魅力があります。
革で作品を作る場合は、革漉きが必須。カルトナージュ用にいかに革を漉かないで作品作りが出来るかが課題です。持っていた革漉き機は当の昔に職人さんに差し上げてしまったし・・・。
2012.06.12 Tuesday
新しいクロスが入荷しました。
スエード調クロスの新しいカラーがそろいました。
赤とグリーンはペッカリーの型押しのスエード仕上げです。
日本製のシルバーメタリックとアイボリーのレザークロスです。
新しいペーパーも揃いました。
ネット上公開は一部のみですが、15日までにはすべてがネットでお買い上げいただけるようになりますので、少々お待ちください。
そしてちょっと早めですが、夏休み前の送料無料サービスの実施もお知らせいたします。
6月15日から7月18日までネットショップ実店舗で15000円以上商品をお買い上げしていただくと送料無料となります。
2012.06.01 Friday
先立てご紹介した
イタリー製の製本手引書を今日からネット上で販売し始めました。写真も多いので、ご興味のある方にはとても勉強になるかと思います。
タイトルは「Liregare i libri」リレガーレ イ リブリ 「製本」と訳します。
個人的翻訳はきっと8月の夏休みにならないと無理かもしれませんがトライしてみます。個人的にはフランス語を専攻していたので後発のイタリー語は努力のみとなりそうです。
2012.05.25 Friday
今朝、突然イタリーから布クロスが到着。通関中との連絡があったばかりだったので驚きです。すっかり来週を予定していたのですが、明日は昨日ご紹介した本も到着予定です。
とはいえ、この大きな荷物をほどくのが大変なのです。
しばらく欠品していたレザークロスも一部入荷、全部で7巻ぐらいですが、一巻き50mの長さがあるので、その重さで腕が折れそうなぐらい・・・。
2012.05.24 Thursday
カルタフィオッコで行う講習は製本をベースにしたもので、厚紙にたっぷりボンドを塗ってしまう額装がベースになっているフランススタイルのカルトナージュとは制作方法がかなり異なります。
そんな製本のノウハウがしっかりと写真掲載された(イタリー語ですが）この本を輸入しました。来週には商品が届くので、到着次第販売予定です。
生徒さんにお見せしたところ、写真も多いせいか、皆さんがご要望されたので、
ためしに輸入してみました。
古くなった本の製本し直しなども写真入で解説されています。折を見て翻訳もしてみたいと思っています。
