材料の扱い方
2010.05.20 Thursday
最近ちょっと人気が出てきた
変形型抜き厚紙、そして定番の
楕円の小さいタイプ2種 8,5ｘ11,5cmと9x12cm の同型のウレタンボールを新規販売予定です。
まだ価格は未定ですが、便利この上ありません。
ジャバラ用に変形型抜き厚紙を使用する場合も、このウレタンがあれば手早く美しく作業できるので、是非ご利用ください。近日中にネットショップ上に掲載予定です。
楕円の小タイプは布を使用すれば8,5x11,5cmを底にして9x12cmを蓋にすればきれいに楕円の箱が仕上がります。
下の作品は布地がシルクなので蓋にも底にも側面にもウレタンボールを使用、やわらかさと高級感を出しています。
2010.02.19 Friday
昨年来ゴールドカラーが流行し、イタリーの製本業界も製本用クロスにゴールドを製造してくれました。ファッションとセンスのあふれるお国柄なので、布クロスですら、流行色に敏感に反応してくれるのは嬉しい限りです。
昨年仕入に行った際、流行色の
フクシャピンクとゴールドをリクエストしたら、じきにシルク製のゴールドとシルバーが入るからと聞いていたので兎も角楽しみにしていました。近日中にネット上で販売いたします。
写真右・祖母の帯を壊して作った
楕円の箱も、オレンジの部分はゴールドにしたかったのですが、この時はまだクロスが到着していなかったので、アクセントにオレンジのクロスを使用しました。やはりシルクにはシルクの光沢が似合いますね。
楕円8.5x11.5cm/9x12cm ・ウレタンボール使用
2010.02.15 Monday
新商品として2枚組で発売した
型抜き厚紙ですが、結構応用範囲がきくので重宝しています。曲線部分を利用して、両サイドを斜めにカットしても素敵な小物入れができます。
下の写真のように箱状にすればレターラックにもなります。
高さもご自分で自由にカットして調整し、カットした部分も幅が同じですから大いに利用できます。
レターラックは厚紙を2枚重ねて利用しているのでかなり丈夫です。厚紙接着は、一般ボンドだと水分が多いので、当店で販売しているプロ御用達の
布＆紙用ボンドをご利用なさると、むやみに反ったりしないので、本当に助かります。
ジャバラファイルも幅がぴったりあうので、ウレタンボールを貼り合わせて紙や布を接着するだけで豪華な雰囲気に仕上がります。
この写真の作品は、これから募集がはじまる学習院生涯学習センター春季講習会の入門編にて行う作品です。
2010.02.13 Saturday
先立て、午前午後と2レッスンを受けられた方と昼食をアトリエで取った際、紙ナプキンなどテーブルに敷くものがなかったので、角がひしゃげて不良になったジャバラファイル制作用の厚紙をランチョンマット代わりに使用しました。しかし厚紙なので、コーヒーなど液体のものがこぼれるとしみになり、大慌てでシンテティっくクロスを貼って出来上がったのがこのティータイムマット。サンドイッチと飲み物、と軽食を取るときにちょっと便利です。
カラーも豊富なのでインテリアにあわせてお作りになれば、想像以上に重厚感がある仕上がりです。
赤のクロスにはハトメとカシメを交互に飾って縁取り。
青の方は縁に2mm厚の細幅の厚紙で縁取り、段差を出しています。シンテティッククロスはイタリー製のスキバルといったところ。イタリー製品にはよく使用されています。価格も安く撥水性もあるのでとてもお得です。
2010.01.27 Wednesday
お子様のお誕生やちょっとした御礼に、しばしば
フォトフレームのオーダーをいただきます。ギフト用なので包装するのも楽しみひとつです。下はスイス製の包装用紙で、リボンの色を楽しんでみました。一応お受け取りする方の年齢などをあらかじめお聞きして、お受け取りいただいたときのイメージを膨らませながら組み合わせを考えます。とても楽しい一瞬です。
下は3穴のフォトフレームのギフト包装です。
一番人気は
3穴の写真立てで、やはりイタリー製のマーブル紙でのオーダーがほとんどです。カラーも写真の赤とワインのご注文はまれで、青やカラシ系の色を好まれるようです。左側はイタリー製のインテリアクロスで作成したもので、とても重厚感があります。
ブック式のタイプも大きさが半分に折りたため、場所をとらないせいか同様にご注文が多く、このからし色のマーブル紙が以外にもお部屋を明るくするので人気です。
マーブル紙は一枚一枚手染めなのでお値段も張りますが、製品になると味わいがあるものです。
2010.01.06 Wednesday
何年も前にいただいたり購入したりした紅茶の缶ですが、布クロスや布を貼ればすっかり見違える入れ物になります。
左の缶はティーバッグ5個入りのフォーションのもので小さくてかわいらしく、右は明治時代紅茶がもたらされて以降、日本ではじめて紅茶栽培を行った、伊勢の日の本紅茶の缶です。
マエストロコースの講習の中での課題にも、箱のリフォームがあります。箱の材質によって接着剤やクロスの種類も考慮して制作します。
明治時代の祖母の古い帯をこわして、華やかな雰囲気にしてみました。もちろんウレタンボールに巻いてふくらみを出しています。フォーションの四角い方は
スエード調クロスベージュを使用し、本体はそのままに。日の本紅茶は
オレンジの布クロスを貼り合わせてあります。
2009.12.15 Tuesday
昨日アップしたシステム手帳のコーナー金具の付け方を解説しようと思います。金具販売店などでは厚紙を挟んでペンチで押さえる、と教えてくれるのが一般ですが、やはりそれでは均一にきれいにおさまりません。
↓コーナーに金具をはめ込み、ゴム板の上に置きます。
もう一枚ゴム板を用意して金具に押し当て、上から木槌でおもいっきり
たたいて終了です。特別なことはありませんが、ゴム板を使用することがコツです。
金具の位置が少しずれた場合などは、木槌またはゴム製のかなづちで軽くコーナー部分を
たたくと修正できます。
2009.10.06 Tuesday
明日から発売予定の
A5サイズバインダー金具です。A5サイズクリアーファイルにのみ対応しています。（A5サイズの20穴ルーズリーフは2穴バインダー金具が対応）かしめ打ちでないので、穴あけと十字ドライバーさえあればすぐに装着できます。以下が簡単な装着方法です。
装着箇所には4mmの穴を開けます。この金具が背表に見える金具です。
バインダー金具側には十字のビスを差込みドライバーでしっかりとめます。
ハイ、これでもう出来上がりです。
下の写真、真ん中のオレンジのバインダーが、この金具を使用しています。
2009.09.24 Thursday
アルバム用ビスがどういった形状になっているのか、ショップ上ではわかりにくいので、こちらの写真で解説させていただきます。
ビスはフエルアルバムなどでも使用されているタイプと同様でネジ式ですが、口径やつくりがカメラの専門店で販売されているものより、しっかり大きくできています。ビスの頭部分には飾りも入っているので、利用すると見た目もきれいです。ネジがついている方はマイナスの彫りがはいっていて、しっかり留めることができます。
使用方法はいたって簡単。口径が同じサイズの穴あけパンチ(直径4mm）で穴を開け心棒を通すだけ。あとはネジ付きの頭を回しながらはめ込み装着完了。ご自分のアイデアで、色々な作品作りが楽しめます。
下ははがきファイルですが、自分の作品や、家族のスナップ写真など普段会えない友人や家族に見せたりする時に大活躍です。
2009.09.17 Thursday
2010年用のイタリア製アジェンダが入荷しました。ファイロファックス同様長年スタイルと大きさが変わらないので、何かと重宝しています。中の表示はインターナショナルカレンダーつきなのですが、徐々にグレードアップして、日々の書き込みの下に、日本の祝日もローマ字で書かれて便利になりました。
大きい方はA5サイズ強で見開き一週間、小さいほうは9x13cmのサイズで1ページ一日。
毎年楽しみにオーダーしてくださる方がいるので、うれしい限りです。
このアジェンダを作成使用して4年になります。4冊を並べて居間に
たてかけてあるのですが、（この写真は居間ではありませんが）
色が鮮やかで背表紙が見えるだけなので、以外にもインテリアの
アクセントになり、目障りでないのが驚きです。
9X13cmのミニ手帳は、昨シーズンから 日本語表記もはいっています。
いつかすべてのイタリー製綴じ上がりノートが日本語表記になってくれる
とありがたいのですが・・・。
