ホビーの一日（趣味三昧）
2016.05.17 Tuesday
第35回エコール・ド・シモン人形展のご案内です。
期日…５月14日(土)〜22日(日)11時〜18時半(最終日18時迄)
場所…六本木ストライプスペース(��03-3403-6604)
桑沢デザイン研究所時代のクラスメートが人形作家の四谷シモン氏に師事していて、毎年展覧会を行っています。いつも慌ただしくその場を去っていく私ですが、今回はクラスメートにもゆっくり会うことが出来、撮影もさせていただきました。
人形のウエアーはもちろんですが、靴から靴下とすべてプロ仕上がりの手作りで、その完成度の高さは素晴らしいものです。人形作りの為に靴の工房に通って靴作りを学ぶ方もいるそうで…。
胡粉などを使って仕上げる人形作りそのものも大変手のかかる作業なので必見です。
下は四谷シモン氏の作
シモン氏ご本人。作品に似た優しいお顔立ち。気さくにお話ししてくださいます。
クラスメイトはいつもお着物の日本人形。着物もすべて自分で仕立て上げるそうです。顔のすべすべすたきめ細かさとか、仕上げがきっと大変！
会場一階に飾られた作品は西洋風のイメージの物。今年は白い服を身につけた人形が偶然多いそうです。
地下の会場は個性派の物ばかりで、日本風の物も数多くあります。
2016.05.13 Friday
オーダーを受けていた懐紙入れとダストボックスがようやく仕上がりお嫁入り。
ダストボックスはデンマーク製のクチナシ柄のペーパーと麻のグリーンのクロスとの組み合わせ。
今は途方に暮れるほど制作時間がなく、寸暇を利用して少しずつしか出来ないので悲しいです。
懐紙ばさみの内側はスエード調クロスで仕上げています。色合いが和の物と合うのでとても助かります。スエード調クロス サックス/ ヴィオラ
シルクの西陣織の帯地を表に、ウレタンボールを使用しているので、一般に販売している物よりずっと豪華な仕上がりになります。
2016.04.13 Wednesday
イタリアンカルトナージュの手法で作った香道具は、全て厚紙。乱れ箱と呼ばれる一番大きな箱はアトリエ課題で制作する文箱の応用編。
1mm厚紙・1,5mm厚紙での箱作り方法を応用すれば、こんなに様々な形状が簡単に仕上げられます。
仕上げはつや出し液を使用します。工芸教室で習得中の液の塗り方は回数も多くちょっと大変ですが、それなりに仕上げは綺麗なので、出来上がった時の喜びもひとしお。
材料
小紋柄プリント紙 布クロスダークグレー
2016.04.06 Wednesday
お香道具なんとかお一人分出来上がりました。
昨年10月からボチボチ始めて、塗り重ねること何回かやら。
明日からショップはお休みですが、9月に行うお香会の下見にシンガポールに出掛けます。休業中はそちらからのレポートをお楽しみ下さい。
乱れ箱と呼ぶお道具を入れる一番大きな箱は、土台は木で出来ていて組み立ててからヤスリを何回もかけ、丁寧に全体に下塗りをします。
その後この蝶と雪輪と桜の舞う江戸時代から伝わる和紙を内側に貼り、その後無地の外側の楮和紙を貼り乾かしてから何回も防水樹脂を塗っていきます。
徐々に漆のように光って、厚みも出て来ます。ある程度塗ってから柄を切り抜いて外側にも施しますが、まず金粉を塗り、又防水樹脂を何回か。そして切抜き柄を貼り、また何回か樹脂塗りを繰り返し
仕上げに向かいます。
こちらの小物たちは白蝶貝以外は全て厚紙製。厚紙の上に和紙を貼り合わせ樹脂を何回か塗りますが2種類の違う樹脂を薄めながら少しずつ重ねていきます。
全てハンドカッティングで抜き型を作っていないのでカットだけで結構時間がかかりました。
和紙の貼り合わせはのりしろ一切なしの全て突き合わせ。職人芸を習うと大変なことになります。
写真撮り和風をイメージして畳の上で行いましたが、漆のように黒光りしすぎる作品に畳の柄がすっかり映し出されてぼけてしまい、失敗です。
この香合、蓋の高さが5mmで6cm四方の大きさ、昨年の作品展の際は5mmの高さの蓋作りはかなりハードでしたが小さい物に慣れて来ました。
2016.04.05 Tuesday
家の近所は桜満開ちょっと手前です。
通勤方向と反対の普段通らない公園をぶらぶらすると、見違えるように大きくなってしまった近所の公園の桜を発見。思わず写真を撮りました。
家の前の公園は桜が古木になってしまい、5本あった2本しか今はないので寂しく、同じ近所で大発見したようで嬉しかったです。
そして週に2回通う柏の葉公園前の母の入所先病院は公園の桜に囲まれてどこもかしこも桜。昨年の夏にこちらに転院して来たので始めての桜見物です。
明後日からおやすみなので、その前までに仕上げてお渡し予定のお香道具のご注文を今必死で制作中です。明日夕方ぐらいには仕上がりそうなので、皆様にお見せ出来そうです。
2016.04.01 Friday
半年ぶりのお香のお稽古。初めてご宗家にご指導頂ましたが、お香で亡き人を偲ぶ香組があり、
今日は私一人だけ全ての香りを当てることができました。
亡き先生のお写真が偶然アトリエにあったので、急に思い立って、忍んで持ち歩けるような写真立てを作って見ました。
故人がとてもマーブル紙がお好きだったことを思い出し、イルパピロの紫系のカラーを使用して仕上げました。
お稽古の後外を見ると、皇居の中と官邸周辺に桜の木が所々見えましたが、まばらなので意外でした。
2016.01.06 Wednesday
お香のお道具を入れる2段式の箱も今回数多くご注文いただきました。
アトリエなどのレッスンでツメ付の道具箱のレッスンをご受講なさった方でしたら、その応用で、こうしたケースがいくらでもお作りになれます。
中箱の厚みはわずか12ｍｍですが、持ち運びを考えると、極力薄くしたいものす。
麻クロスは厚みがあるのですが、使用感がとてもよくきれいに仕上がります。
お道具の仕分け用のテープは三つ折りのゴールドシルククロス。かなりしっかりしているので金属の玉カシメに負けない素材として使用。
サンプルで使用した布製テープは（下の写真のツメについているテープ）金属製のカシメに負けてテープの布がボロボロになってしまい、サンプルで作成したものは、作品展後半にはカシメだけが残ってテープがはがれ仕分けができなくなりました。
材料：
1,5ｍｍ厚紙 1�亳�紙 麻布クロス ブラック
骨ツメ大サイズ
布クロス ゴールドシルク 片面極小玉カシメ ウレタンボール 0.4�亳�紙
2016.01.05 Tuesday
昨年9月末に行った銀座での作品展では、カルトナージュのお香道具を展示。お声がけしたお香関係の方達が遠く名古屋からも、と大勢いらして下さいました。
作品のオーダーも沢山あり、少しずつ完成させてはお送りしています。
下はお香を載せるための雲母でできた20mm四方の銀葉を入れる箱。使用した後の銀葉を入れたりするので2個あると便利なのです。内側は灰で汚れるので防水加工を施しています。
いつもはお地味な色がお好きだそうですが、なるべく明るい色で、と言うことで内側の箱はローズ色のクロスを使用しました。
ミニ箱はサーモンピンクは和紙でもう一つはデンマーク製のプリント紙。
お香の格調の高さに合わせ 、全体的にゴールドをベースにしました。
外箱は表・内側共にゴールドシルククロスです。
2015.12.07 Monday
週末に京都に紅葉狩に。と本来は御香会が催されずはずでしたが、先生が急逝され急遽取り止め。
京都の宿はなかなか取れないので、この機会に学生時代の同志社の友人に観光案内をしてもらいました。ご本人たちも幼稚園以来、来ていなかったとか、40年ぶりの銀閣寺とか、住んでいると矢張りなかなか行かないようです。
今年の京都の紅葉は過去最悪とかで、唯一永観堂だけが真っ赤に紅葉していました。
まずは銀閣寺に足を運び、小さな滝がある池に散った紅葉の美しさをみて、
築山を登り銀閣寺を眺めました。石庭の形が不思議でした。
永観堂幼稚園入り口の紅葉が美しかったです。
翌日帰りに滋賀の三井寺と石山寺を詣で、京都と比べ観光客がが少なく、静かな趣と広大な敷地の中をゆっくり紅葉を見ながら散策できました。
三井寺金堂
石山寺境内
2015.11.27 Friday
今年から始めたビーズステッチですが、今回は初めて自分のデザインで柄を作るボールペンの胴体飾り。
名物裂の柄の中で大好きな、でもなかなか手に入らない柄、
「有栖川」を自分なりに最小化してボールペンの胴体に入るようアレンジしてみました。
3色での構成なのですが、ちょっと見にくいかもしれませんが、ペールグリーン・オレンジ系・ブルー系の三色構成。
