スキルアップ講習

昨日は専任講師の方のリクエストでスキルアップ講習を行いました。
第一期生の方だったので、現在のマエストロコースの講習内容で行っていないアイテムも多く、イタリアンカルトナージュの再認識をしていただきました。今回は2作品のレッスンでした。

紙の厚みや、クロスの厚みにより調整ができるようポストカードケースの製図の詳細を習得して頂きました。

このデザインによく使用するレッテラのプリント紙ですが、割と新しい布クロスブルーキアーロとのコンビネーションがとても可愛い仕上がりになりました。


postcard case

K.O.さんの作品 材料 ポストカードケースキット  布クロス ブルーキアーロ   プリント紙 レッテラ
(プリント紙はショップ内で販売していたのですが、何かの手違いで現在画像が消失しております。本日中にアップさせますのでしばらくお待ちください)

po case

スキルアップ講習 ファスナー使いの小物入れ

先週の講習ではスキルアップ講習も同時に行いました。

ファスナー使いの布仕上げ小物入れです。すべて布使いにしましたが、私のサンプル作品は内側の一面は革で仕上げています。革を使用する場合はどうしても皮漉きをしないときれいに仕上がらないため、すべて布で。

形は楕円でも円でも好きな形でできます。

E.M.さんの作品

skillup

材料 楕円厚紙8.5×11.5  楕円ウレタン 8.5×11.5  地券紙  ファスナー   革少々

スキルアップ講習

昨日は講師のためのスキルアップ講習のリクエストがあり、午前中にハートのチョコボックスと革のIDパスケースを時間内に2点終了。普段からスキルアップをコツコツなさってくださっているので手早くできました。

正方形を扱うときのチェック事項、よろしいですか?

材料 正方形2mm厚紙 84mmサイズ  ハート型厚紙&ウレタン 1,5mm厚紙  布紙用ボンド  合皮用ボンド  レザークロスワイン  スエード調クロスワイン

choccobox

トレーにもなるので手作りチョコなどを入れてそのままサーブできるので、ちょっと気の利いた演出が出来ます。

旅行の際のアクせサリーケースとしてオーダーを頂くこともあります。

box chiuso

しばらくスキルアップをなさっていない方、是非こまめにいらしてください。しばらく手を休めてしまうと、金具の装着方法まで意外と忘れてしまうご様子です。

IDパスケースは布で作るダブルポケットのパスモケースの応用です。金具の装着方法など手が込んでいるので、結構なお勉強になります。

idpass caase

久々の講習作品とスキルアップ

アトリエに入られたばかりのTさんの作品 壁掛け式フォトフレーム。ゴールドのブレードとアイボリーのスエード調クロスとの組み合わせがとても上品な仕上がりになりました。

お暑い中遠くからいらして、おからだの調子快復されましたか?

fotopendant

そしてこの日はスキルアップも同時に。革の基礎知識を学んだ後だいぶ経ってしまいましたが、皮漉き頑張りましたね。Uさん。
きれいな仕上がりです。

idpasscase

何度かまた革の手漉き、トライなさってください。慣れれば簡単!

idpass dietro

裏側は全面革なので、手漉きに時間がだいぶかかってしまいました。仕上がりは文句なしです。

革と輸入リバティー布地の異素材使い

昨日に引き続き本日も革を使用した作品のご紹介。秋に行う講習などの準備もあり、最近はサンプルづくりにあたまを悩ませながらいそしむ日々。

手術後の脚もまだ元には戻りませんが、医者より徐々にに運動してもよいとの許可が出たので精神的にも解放され、ジムもやる気満々です。

さて下のIDパスケースは目白で行う基礎講座のステップアップ用にサンプルだしをしました。

もともと革製品の企業デザイナーでもありましたが、個人的にも革製品を作る高名な職人先生に20代はじめより押しかけ弟子にしていただいていたので、本業でもありました。

というわけで、最近はカルトナージュと革のコラボ製品を考えています。

もちろん仕上がりは製品レベルで、手作りの域を超えたものを常日頃考えているので、芯材の工夫に到達するまでが以外とたいへん。

IDcase

イタリーで購入したイギリス製のリバティー布地はウイリアムモーリスのデザインで、窓部分に使用しました。

イタリー製のタンニンなめしの革にボタンをつけて、中のカードが落ちないように工夫したダブルポケット仕上げです。

おまけにこの部分に革ひもやテープを通せば首から下げられ、お仕事をなさっている方はご自分のお好みのIDケースを身に着けられます。

dietro

窓の中も裏側もすべて革で仕上げました。

こちらで扱う革は薄手とはいえ簡単に折り返しができるような薄手の革ではないのでヘリは革包丁で漉いて折り返せるようにしてあります。

というのも、革はあまり薄すぎると、革としての丈夫な強度がなくなってしまいます。紙同様破れてしまう恐れがあるのでペラペラに漉いた革を使用しないこと、ご注意ください。

講習では革漉きなどしなくて良いよう、プロの革漉き屋さんに加工してもらったものを使用していただくことにしています。

材料:地券紙 0,3㎜厚   布クロス   牛革   布

プロ仕上げの布製ファイル

今日はスキルアップレッスンを一般レッスンに組み込んで行いました。

ディプロマを取得した生徒さんは皆様とてもお忙しく、こちらで設定した日時とご希望講習日となかなかご都合がつきにくい為、平常の講習内に来ていくことにしていただきました。

いつも外部講習のお手伝いをしてくださるM.M.さん。新しい手法の作品があるとすぐにレッスンを受けに来て熱心この上ありません。


note size file

リバティーの布地を使用した、本格仕立てのノートサイズのファイルです。

プロ仕上げなので、もちろん、見える部分の布には一切ボンドをつけていません。布の風合いと感触が保たれるので商品価値のある立派な仕上がりです。

file open

内側の布も高級な袋物などの内側に使用する布地で仕立てていきます。この布の扱いは難しく、うっかりボンドをつけないよう、要注意です。

ノートサイズとはいえ、A4サイズを半分に折ったプリントも入るので、幼稚園、小学校などで配られるプリント保管にとても便利と好評です。

file open

作り方はノート作りの応用なので、地券紙・ハトロン紙・2㎜厚紙がベースのノート作り手順です。布仕様のポケット作りは布クロスで作るポケットとは紙の目が反対になるので要注意です。

名物裂で作る墨入れ

習字のお稽古にはあまり必要ないのですが、お香のお稽古の際持ち歩く墨入れの箱を鳳凰柄シルクの名物裂を使用して作ってみました。


scatola carbone

以前お香の先生にオーダーいただいた墨入れですが、リボンでいつも先生が開閉されるのをみて、最近課題として作成しているハガキケースを応用すれば開閉が楽ちんかなと思いトライです。但し、布を使用するのでノート作りの方法の応用です。

chiuso

アルバム用ビスの高さに制限があるのでその範囲内で作りましたが、青墨用の墨入れなのでかなり小さく以外と大変。

3回も作り直すことに。

aperto

使い終わった墨がついても拭けるように中はレザークロスにしました。

材料 1㎜厚紙   ウレタンボール   1,5㎜厚紙    ゴールドシルククロス    ワインミックスレザークロス   布紙用ボンド    合皮用ボンド     ハトロン紙

アークタウンフェスタ 12日・13日

今週末12日(土)13日(日)にアトリエのあるアークタウンで行われるフェスタの準備で商品作りに忙しい日々を過ごしています。

タウンの中庭では準備が進み、スペインで本格的に修行をされたフラメンコスタジオの先生を中心にフラメンコが披露されるとか、お子様向けにピエロが来てパフォーマンスをしてくれるとか、盛りだくさんのようです。

西武での作品展で毎回販売製品をつくってくださる生徒さんもアトリエに応援に来てくださり、とても心強い限り。ありがとうございます。

下はスキルアップ講習で習得したばかりの作品を製品として作ってきてくださったM.C.さんの作品。

jewely box

レッスンではふたの部分は布クロス使いでしたが、プッチ風の布で仕上げて素敵な商品となりました。

open box

携帯用ジュエリーボックスですが、イヤリングも大き目の指輪もすっぽり入るタイプのジュエリー入れはとても便利です。


wine box

いつもすぐに売り切れてしまうワインボックスはY.N.さんが作ってくださっています。
毎回丁寧に仕上げてくださるので安心してお任せです。

週末から20日までショップもお休みになります。材料のご購入はお早めによろしくお願いいたします。

ふた付きのトレー

埃が入らないよう、エトロ布地製トレーに蓋をつけてみました。

ネットで販売している円形型抜き厚紙をトレーに変身させ、ウレタンボールを各面につけて布仕上げをしました。

材料:布クロスアザレア   布クロス麻  ウレタンボール  アンティックゴールドブレード(4月発売)
circle tray

circle senza coperchio


下:以前作成したミニトレーにも蓋をつけましたが、以外とすっきり仕上がりました。

材料:布クロスアザレア  布クロス麻  ウレタンボール   アザレアグログランリボン    ブレードベージュ(4月発売)
minitray coperto

minitray aperto

スキルアップ講習

消費税の変更に伴う、価格表示の問題や配送会社の送料の大幅値上げなど、一気にショップ内を変更しなければいけないので、ちょっと日々バタバタしています。

写真のアップが遅れてしまいましたが、昨日のスキルアップ講習は革に関する一連の知識を網羅したテキスト講習と、テキスト内容の実践で、革を使用したシステム手帳作りを昨年ディプロマをお取りになったK.I.さんがなさいました。

ディプロマ取得時期により、スキルアップ講習内容もそれぞれ違うこともしばしばです。

system note in pelle

革漉きをすでにしてあるシステム手帳用革キットで、作っていただきました。その前に実際に革包丁を使用して、革漉きの仕方をちょっと体験していただいています。機械漉きがどんなに楽かがわかります。


open

仕上がりもパーフェクト!布クロスを使用して内側のポケットを作っていきます。
手作りも、プロの力をちょっと借りればプロ仕上がりです。

材料:革製システム手帳キット(アトリエ講習用)  ポケット用布クロス麻こげ茶 システム手帳金具   ウレタンボール