商品オーダー
急にめがねケースのオーダーが舞い込み、デリバリー期限もあるので大急ぎで作成して昨日発送しました。フランス製の表面がコーティングされたインテリア布地は水をはじくので使用するには便利ですが、作るのは意外と大変。当店でも人気のプロ用ボンド、合皮用なら大丈夫ですが一般のボンドではちょっとつきにくいかもしれません。
久しぶりに一気に作ってみました。意外と作れるので、今年も依頼されている西武池袋サンイデーの作品展と販売までに、少しずつ作ってみようかと・・・。
なぜかパープル系のエトロ布地が人気です。
自分でも使用していますが、すでに６〜７年たっても壊れることなく、軽くて丈夫がとりえのめがねケース。大きなサングラスには不向きなので、サングラス用の新しタイプも作りたいと思っています。
メッシュ編み革のハンドバッグの持ち手
布のバッグの持ち手が気に入らなかったので、自分で作ってみました。昨年の西武の講習でも行った、革のメッシュ編みをイタリー製のタンニンなめしの革を使用して持ち手にしてみました。
花柄の抜き型があったので、これを利用して革を抜き、持ち手装着部分を手縫いしました。
縫い代の切り込みが付いている型なので、革の手縫い用の針と手縫い用麻糸で意外と簡単に縫えました。
近いうちにこの花柄抜きの革の表裏セットをネットで販売いたしますのでご期待ください。
メッシュ編みはタンニンなめし皮で行うとブレスレット作りや、小物の取っ手などができます。
革の取っ手付きボックス
以前にもご紹介したボックスですが、大小作成して西武で販売します。昨年はクリスマスの時期だったので、赤のクロスとくまのプリントペーパーで作って販売したのですが、初日にあっという間に売れてしまい、画像がないまま。今年は記念写真を今のうちにとっておきます。
昨年より少し大きめの箱にして、革の取っ手もつけました。
この取っ手やプリントペーパー西武のショップで数量限定ですが販売いたします。
蓋を開けると・・・。
アルバム用ビスを利用した携帯裁縫ブック
いよいよ来週に控えた西武出店。相変わらずですが、私は途中だった作りかけ作品を完成させたりして、新しいテーマ作品をまだのんびり作っています。
台風で今日のレッスンもお休みになってしまいましたが、3作ぐらい新しく作れたので、ちょっと楽しく一日過ごせました。
下はいつも販売している回転式の定番のカードケースを応用して、中の箱がしっかり収まり、簡単に箱が出てこない仕組みで携帯用お裁縫箱を作ってみました。
西武のショップでは職人自慢のミニちょきちょきバサミ（よく切れます）とイタリーで仕入れた木製糸巻きやピンクッションなどをおまけにつけて販売します。
お裁縫柄のプリントペーパー（西武でも販売します）が大活躍です。
A.S.さんデザインのパニエ
最終レッスンまで殆んど終盤に近いA.S.さんはご自身のアイデアで、次々といろいろな工夫をなさって素敵な作品を作ってくださいます。昨日はわざわざお仕事がお忙しいと言うのに、アトリエにいらしてくださりパニエ作り。私の分までキットを作ってくださり感謝感激！
小さいパニエはいただいた型紙の縮小版で作ってみました。
大きいパニエは今回ご一緒に作成したもの。とても素敵なので9月の作品展の際、簡単な作り方付き厚紙材料キットを販売予定です。
作品展の際には、A.S.さんはこの布地のシリーズで裁縫箱関連グッズを展示してくださいます。どうぞお楽しみになさってください。
材料： 楕円厚紙大サイズ 中サイズ ウレタンボール 1mm厚紙 1.5mm厚紙
イギリス製裁縫柄の布地シリーズ
イギリス製の裁縫箱柄布地の作品を少しずつ作り上げています。手前からハート型の携帯裁縫ブック、ドイツ製へクトマスのメジャーにも柄をつけてしまいました。 楕円の携帯用裁縫ポーチ、折りたたみの六角小物入れ、お裁縫バッグとこれからもまだまだ増え続きますのでお楽しみに。
材料：ハート型ウレタンボール 楕円ウレタンボール8,5ｘ11,5 六角折り畳み小物入れ
そして前回お見せしたトレー、動物シリーズで犬・猫・馬も作っています。
女子必携!！ 携帯用お裁縫ブック
イタリーで購入した布地が丁度この8.5cmx9cmの四角い大きさのモチーフだったので、布地にあわせてミニお裁縫ブックをトライアルで作成してみました。出来上がりの開閉は革にスナップをつけるのがやはりとても便利。
裏側は（右の写真）ハートの飾りカシメで止めてみました。
内側のポケットなどイタリー製の別珍を使用してみましたが、発色は良いのですが少し厚みが出すぎてしまいました。
材料：ハトロン紙 ウレタンボール 極小カシメ 布地 布クロス 麻 飾りカシメハート タンニンなめし皮 イタリー製型抜きフェルト
はさみなどはポケットに入れて、ノートの中央マチ部分の厚みに、木製のミニ糸巻きを挟み込むようにして、固定してみました。
やはりこれもイタリーのホビーショーで購入したものですが、木工が盛んなはずの日本に、木製の糸巻きが今は存在しないことに寂しさを覚えます。
6月7月のスキルアップ講習 携帯用ソーイングブック
6月のスキルアップ講習はノート作りや、革の扱いのおさらいを兼ねて、ハート型のソーイングブックを作成します。ミラノのホビーショーで購入したイギリス製のソーイング柄の布を使用したら、とても可愛らしく仕上がりました。
扉を開くと、片側は革をきちんと漉いて（もちろん手漉きですよ）ハート型をくるみ、道具を差し込む革テープも、革の切りっぱなしでなく、きちんと漉いてへり返しをします。
布のポケット作りも今までとは違う作業になりますが、ほかの作業はいつも通り。前回の革のスキルアップ講習の実習による復習になります。
材料：ウレタンボール ハート型ウレタンボール ハトロン紙 地券紙0.25mm厚 0,4mm白色ボール紙 布クロスローズ スエード調クロスアイボリー スナップ大 飾りカシメリボン 道具：革包丁 漉き用板ガラス 突っ切り
本年度のスキルアップ講習
マエストロコースを終了し、ディプロマを取得された方を対象に、年に２〜４種類の作品を作成しながらスキルアップ講習を行っています。昨日もスキルアップ講習でしたが、今回は紙以外の布や革を使用したワンランク上のカルトナージュスキルを習得していただきました。
作品展の際にも、龍村シルクを使用して、商品販売していたファスナーを利用した小物入れを作りながら、食いきりを使用したファスナーの長さ調整方法や、型作りのポイント、目打ちを使った布の貼り方、のり付け方法など習得していただきました。
材料：円形型抜き厚紙・直輸入エトロインテリア麻布地・ファスナー・ウレタンボール・牛革少々
そして午後には、今ちょっとブームの革に関しての詳細の講義を、カルタフィオッコ オリジナルテキストを使用して行いました。革の種類や特徴、扱い方や漉き方の詳細・依頼方法などを実技を交えてトライしていただき、革のアジェンダ作りも行いました。
下の革は今シーズンのファッションカラーに染め上げた新物の革で、革の材質も２種、牛革と豚革を使用しています。
材料：厚紙・ウレタンボール・ボタン小サイズ・飾りカシメハート・ヌメ革・牛革・豚革・地券紙・布クロス
ミニジャバラファイルを手作りで
昨年の作品展でも人気だった葉書きサイズ大のミニジャバラファイルですが、あっという間に売れてしまったため、ご覧いただけなかった方がとても多かったと思います。何しろ可愛くてたまらない作品でした。そこで、今年の春の学習院生涯学習センターの講習では、このミニジャバラファイルの中身そのものを手作りして、かぶせをつけて仕上げるレッスンを企画しました。大きさは葉書きサイズががゆったり入る大きさです。
材料：布クロス紺色・プリントペーパー小花柄パープル・2mm厚紙・1,5mm厚紙・マーメイド紙(実店舗で販売）・地券紙0.3mm厚・グログランリボン(実店舗で販売）・極小両面玉カシメ
ジャバラのひとつひとつはサイドでしっかりカシメ打ちして、イタリー製のものと遜色ない仕上がりです。全体が小さいので、カシメも両面の極小玉カシメ（実店舗で販売）を使用しています。
作品展では、上の写真のマエストロコースの講習で行う革のタッセル付きジャバラファイルの全く同様のミニサイズを2種類T.O.さんが作成してくださいました。
