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まずは先日アップした円の箱作りに重宝する道具。
ボーン製ヘラに関して
製本する際によく使う道具なのですが、日本ではプラスチック製のものが多いようです。当店では滑らかな仕上がりの自然素材のボーンを使用したイタリー製を提供しています。
ショップの販売ポリシーは、高品質重視なので、基本的に職人などプロが使用する道具をセレクトして販売しています。手芸用品レベルの商品はないため、最近特に職人さんが高齢化でいなくなり、すでに生産を中止しているものもあります。
さて、このヘラの使い方はカルトナージュでは円や楕円のカーブのある箱を作成する際に便利な道具です。
先日公開した円の箱の内側にプリント紙を貼る際には下の写真のように糊付けしたプリント紙を内側に貼りながら、底から立てたヘラの縁で押さえるようにして空気を抜きながら貼っていきます。先がとがっているので底の縁もしっかり糊付けできます。
次に使用に便利なのは、すでに公開しているご朱印帳作りのための和紙を半分に折る作業です。
日本の製本アトリエでは竹でできた、この折れ線用の長方形のヘラを使用します。しかしこのボーン製のヘラは厚みに丸みがあり、質感がソフトなため竹のヘラと同様の作業ができます。
プラスチックですと、厚み部分があまりなく、ソフト感に欠けるため和紙の表面に傷を作ってしまいます。ボーン製は手作りのヘラのため、その差は歴然としています。
半分に折る時のコツは、先ず折る位置中央にヘラを立ててから、上または下に向かってヘラを折れ線部分にあてたまま、滑らすように折れ線をつけていきます。指や手のひらで行うより、きれいな折れ筋が出来上がります。
是非一度お試しください。
次回は丸ゴムの先端に装着する、フェルマエラスティコの使い方です。
カルトナージュの道具 ボーン製ヘラの使い方
コロナ騒ぎででかけることができなくなり、この機会に道具の使い方を再開致します。まずは先日アップした円の箱作りに重宝する道具。
ボーン製ヘラに関して
製本する際によく使う道具なのですが、日本ではプラスチック製のものが多いようです。当店では滑らかな仕上がりの自然素材のボーンを使用したイタリー製を提供しています。
ショップの販売ポリシーは、高品質重視なので、基本的に職人などプロが使用する道具をセレクトして販売しています。手芸用品レベルの商品はないため、最近特に職人さんが高齢化でいなくなり、すでに生産を中止しているものもあります。
さて、このヘラの使い方はカルトナージュでは円や楕円のカーブのある箱を作成する際に便利な道具です。
先日公開した円の箱の内側にプリント紙を貼る際には下の写真のように糊付けしたプリント紙を内側に貼りながら、底から立てたヘラの縁で押さえるようにして空気を抜きながら貼っていきます。先がとがっているので底の縁もしっかり糊付けできます。
次に使用に便利なのは、すでに公開しているご朱印帳作りのための和紙を半分に折る作業です。
日本の製本アトリエでは竹でできた、この折れ線用の長方形のヘラを使用します。しかしこのボーン製のヘラは厚みに丸みがあり、質感がソフトなため竹のヘラと同様の作業ができます。
プラスチックですと、厚み部分があまりなく、ソフト感に欠けるため和紙の表面に傷を作ってしまいます。ボーン製は手作りのヘラのため、その差は歴然としています。
半分に折る時のコツは、先ず折る位置中央にヘラを立ててから、上または下に向かってヘラを折れ線部分にあてたまま、滑らすように折れ線をつけていきます。指や手のひらで行うより、きれいな折れ筋が出来上がります。
是非一度お試しください。
次回は丸ゴムの先端に装着する、フェルマエラスティコの使い方です。