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立ち上がり式の箱を作りながら道具の使い方をチェック(1)

早速今日はおうちで簡単に出来る蓋付き整理箱を作っていただけるよう画像で説明していきたいと思います。上手く作れるよう、適切な道具を使うことも大事なポイントです。

簡単に出来るよう、2mm厚紙の同じサイズの厚紙を二枚用意します。
箱の深さは3.3cmにして作ります。

完成の箱

深さは変えられませんが、どのような大きさでも作ることができます。

箱の身と蓋

お好みの同じサイズでいくつか作れば、しっかり整理整頓が楽しめます。

一回目の作業はまず簡単な製図から始めましょう。
2mm厚の同じサイズの厚紙二枚にそれぞれ製図の線引きをします。

Size

箱の身になる方の厚紙は3.3cmの幅で外側からラインを引きます。
蓋になる方の厚紙は外側から3cmの幅でラインを引きます。
端まで直線を引いていきますが、下の画像では交叉した部分に、厚紙の厚さ2mm分をライン外側に2mmの幅で引きます。

Corner

次に厚紙をカットしやすいように、先の尖った目打ちや千枚通しを使って、製図したラインの上を線を引くように少し力を入れて筋をつけていきます。箱として立ち上げるコーナーの部分は、2mm外側のラインに筋を入れていきます。

line  size

しっかり筋が入っていればカッターでカットする際、定規をあてなくとも、スルスルとカットができます。コーナーは2mm幅を残して切り落とします。

cut

コーナー四隅を切り落とした後、厚紙が容易に折れ曲がるまで切り込みを入れて立ち上げて箱にする準備をします。切り込みが浅いとすんなりと厚紙が折れないので、力を入れずに何度かに分けてカッターで切り込みを入れていきます。
この時使用するカッターはショップで扱っているNTカッターPROをお勧めします。カッターの刃が薄いため、厚紙にすんなり刃が通り、厚紙カットには最適なプロ仕様のカッターです。よく見かける大きめカッターは刃の厚みもあるため厚紙カットに慣れていない方には力が結構必要になります。

box

この続きはまた明日に。