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夏の終わり、着物のお手入れ

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夏も終わり、盛夏のお香のおけいこに着た日本橋笠仙(ちくせん)の絹紅梅の浴衣を自宅で手洗いしてみました。絹紅梅という生地はよこ糸に縮まない絹糸を使いたて糸には、綿糸を使用していて、その肌触りが麻のように爽快でありながらしなやか。家にあるドラム式の洗濯機は、お水の温度を30℃〜90℃まで調整できるので、ウール洗いの30℃で試してみました。縮むこともなく、大成功。少し干して半乾きのうちにアイロンをかければOKとお手入れ方法を聞いていたので、数時間のうちに仕上がり、あとは箪笥にしまうだけ。着物につき物のお手入れ代が大いに節約できて、おまけに着心地のよい絹紅梅にすっかりはまっています。


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浴衣といっても街着として着るので、涼しげに装える麻のひとえの帯をコーディネート。京都の杵やさんの帯止め用の細幅帯締めの赤い縁どりをアクセントに。

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絹紅梅は向こう側が透けて見え、麻の襦袢を着ると、全体的に白っぽく見えて見た目も涼しげです。