講師の為のスキルアップ講習
本日は講師資格のお二人がスキルアップにいらして、それぞれ昔懐かしくかと言って、コロナ対応のご時世にてレッスンを控えめに楽しんでいただきました。本日はお二人とも革を使った作品作り。
お一人はハート型のソーイングブック、もうお一方はご自分でカードケース付きのミニ財布をゼロから革で型紙を製図して作ることに挑戦。
まずはハートのソーイングブックを作ったM.T.さん。
布地はイギリスのMACOWERのソーイング柄。ショップでも販売し始めました!
女性が入っている柄と、ソーイング道具だけの柄の二種類あります。今回は女性の入った柄を使用しました。
二種類の刺繍用のハサミと楊枝や針を入れるケースを納めらることを目的として、革ひもの位置を調整。
反対側のポケットの仕切りにはハートのゴールド飾りカシメをつけてハートを強調してみました。
楊枝や針入れの小さい筒はショップ内で税別300円で販売しています。ニードルケースとして販売していますが、意外と目立たない存在ですがかなり便利。おまけに丈夫で、どなたかが購入して床に落として間違えて踏んでしまったけれども変形しなかったと、一度とても感謝されたことがありましたっけ。
もうお一人K.I.さんは型紙を作り、革を裁断。今回の目的は革を手漉きすることが最重要課題にて、本番の漉きに入る前に、何度も初めての革の手漉き練習。先日も少し書き記しましたが、折り込むための端の漉きは出来上がりが基本二分五厘と決まっています。
プロの漉き屋さんに依頼する際はこの数字でお願いすれば、返しかな、と判断してもらえます。
本日作品仕上がらなかったK.I.さんですが、手が痛くなるほど練習してすっかり手漉きに自信をつけられたので、作品の仕上がりを拝見するのが楽しみです。