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ちょっとお目にかかれないアーティチョークの花

カルタフィオッこのアトリエのあるアークタウンは、ここが千葉県なの??といらした方どなたもびっくりする、南欧風の建物と石畳に噴水、そしてパティオがあるかわいいショップタウンです。

ここにあるイタリアンレストランのオーナーは家庭菜園作りもお上手で、種をまいて育てたアーティチョークがすっかり育ち、丁度今花が咲いています。

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いつ食べてしまうのかとっても気になっていたのですが、いつしかお花の観賞用になっていました。フランス語ではアルティショと呼ばれ、イタリーではカルチョッフィと呼ばれています。イタリー人はもう大好きで、新鮮なものは薄切りにして生で食べます。とはいえ、たけのこのように、この外側の花弁のようなものを一つ一つむいて中の芯の部分を食べるので、こんなに大きいはずが、せいぜい親指の長さぐらいにまで小さくなります。

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とっても鉄分が多いので、皮をむく指先が黒くならないよう、レモンを絞ったお水に指をつけてはむいていくので、この手間ゆえに、アーティチョークの料理を注文するとお値段が少々張ります。

季節になるとカルチョッフィのリゾット、ピッザ、カルパッチョ、と日本ではあまりお目にかからないのですが、イタリーのレストランでは季節料理として必ずメニューにのります。やみつきになるほど、おいしいので、お勧めです!