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あると便利な道具の話

梅雨の季節になるとお庭や植木鉢の水撒きに神経を尖らせずにすみ、ちょっと楽になります。
ちょうど10日前にとても小さな双葉の芽を出していたセロリー(左)がスクスク育って、何といかにもセロリーの葉っぱとわかる形の葉がにわかに出て来ました。ちょっと安心。
この葉っぱの大きさは小指の爪の半分ぐらいの大きさ、まだまだ先は長いですね。

セロリー 12日後のセロリー

さて、今日は道具の話。
当ショップで販売しているものではありませんが、プリントペーパーののり付けの際にとっても重宝するヘラです。もちろん立派なのり付け用ヘラも他店で販売されていますが、写真に写っているパン作りの際に使用するスクレっパーをヘラとして代用しています。数百円で買えるものですが、ボンドをつけた後空気を抜いたり、じかにボンドをつけて刷毛として利用することもでき、安くて便利で初心者の方にはお勧めの道具の一つです。

スクレッパー


今回はシルクスクリーン柄のプリント紙を使用して、ミニトレーを作ってみました。ノリをつけた後の空気抜きや、コーナーの段差部分の空気もしっかり抜けるようスクレッパーのヘリをうまく利用してかなり綺麗に仕上がりました。手もノリで汚さず、無駄な作業が増えません。このトレーはしっかり空気抜きしないと、この後仕上げに塗る艶出し液を塗った際に、空気が抜けていない部分はおかきのように膨らんでしまうからです。

空気抜き

調理器具売り場で購入できるし、もちろんネット販売もしているので入手は簡単に済みます。
普段は和紙工芸をする際に私は刷毛がわりにこのスクレッパーを使用しています。