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印度カリー子さんのスパイスカレー

現役の東大生でもあり、スパイス研究科でもある印度カリー子さんのレシピ本、以前から欲しかったのですが、ようやく入手。アマゾンだと内容がよくわかからないのでやはり本屋でチェックしないと。

印度カリー子

数点のレシピ本があり迷いましたが、カレーだけでなくスパイスおかずやナンやチャパティの作り方、スパイスの解説、チャイティーなどの飲み物も出ており、情報満載の下の写真の本にしました。

インドカレーレシピ

スリランカ、北インド、南インド、東インドとそれぞれの料理も出ていて、作るのが楽しみです。

子供の頃から、わたしはカレーが大嫌いでほとんど食べれなかったのですが、大学生の時にはじめて銀座にあった、当時では都内一の高級インド料理レストラン、アショカに連れて行ってもらい、うどん粉のないさらりとしたインドカレーに感激。頭にターバンを巻いた印度人の給仕がいて、おごそかにカレーをサーブしてくれていた素敵なレストランでしたが、今はないようです。

有楽町で普通のカレー屋さんになっているみたいです。

それ以来インド料理のカレーだけは食べれるようになり、ロンドンに住んでいた時は外食はもっぱらインド料理レストランか中華料理レストランとなったくらいです。ノッティンヒルゲイトから少し奥に入った界隈に、インド料理レストラン街があったのを思い出します。

ロンドンに行くと当然印度系のスパイスは大瓶で手に入り、どうしたらこんなにコリアンダーのパウダーを使えるのかと思うぐらいの量でした。

しかし印度カリー子さんのレシピを見れば納得してしまうほど、スパイスの使い方がよくわかり、日本の小さな袋のスパイスでは物足りなくなる気もします。

初めてインドカレーを銀座のアショカで食べた時はほうれん草とチーズのカレー、お店の人にはとても辛いと言われたのを振り切りオーダーしたところ、とてもおいしかったのですが、食べ終わったらなんとその辛さで唇が腫れており、大笑いでした。と言うことでそれ以来一度も他店でお目にかかったことのないほうれん草のカレーもレシピに出ていて感激しています。

グリーン野菜のカレー

その後パリに住んでいたときに仲良くなったインド人の女性、子供の同級生のママでしたが、いつも自宅に招いてくれてお手製のインド料理をバトラー付きでご馳走になりました。お豆のカレーが多く、こちらもとても美味しかったので印象的でしたが、このレシピの中にはレンズ豆やヒヨコ豆を使用したカレーも掲載され何やら一度に昔の思い出を蘇らせてくれるバラエティー豊かな料理本となっていました。

赤レンズ豆のココナツカレー