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京都のアンティック帯

手術をしたのであまり足を動かすことができない今、せっせと手を動かしてたまった雑用にいそしんでいます。

何年も前に京都寺町通りの着物のアンティックショップ購入した全通の帯。小物づくり用にと手に入れましたが、全通にこだわったためずいぶん高価格でした。

obi

全通とは帯の柄が途切れることなくすべてについている帯のことをいいます。最近のたいていの帯は見える部分だけに柄がついていて、あとは無地の布地になっています。全通の帯はあるようでいてなかなか手に入れにくいのです。


アンティックということで、少々埃臭く、洗うつもりでおりましたが、今まで時間がなく今がチャンスと一気にほどいて洗ってしましました。

絹物は洗ったら半乾きのうちにスチームアイロンなどをかけてしわを伸ばします。
一気に作業をしないといけないので、時間がたっぷりあるときがチャンス。終了してホッとしました。

obi stampato

この帯は表は上記写真の更紗風の柄で、裏側は前の写真の上側にある折柄ピンク地のゆりの花柄。表と裏と両方使用できたわけです。何を作るか帯の布地の厚みに合わせて現在思案中です。