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家康が愛した万年青 春の手入れ

この4月にもまた万年青の手入れと展示会がありました。
徳川家康の故郷愛知県岡崎市から年2回、万年青の園:宝生園さんが市川市にある神社にやってきます。

江戸幕府開府となり、家康が江戸城に引っ越した際に家臣が子孫繁栄を願って家康に贈ったのがこの万年青。
そして家康がたいそう気に入り、おもとを大変愛したそう。
それがきっかけで江戸市民の間では万年青の大ブームが起こったと言われています。

岡崎の宝生園さんはもともと文京区にあってその後戦前まで市川市で営んでいたそうですが、
戦後は廃墟と化した東京近辺を逃れご縁のある岡崎市にお引越しなさったそうです。

さて秋の手入れでは鉢の入れ替えとかするのですが、春は健康状態が良いかどうか先生にチェックしてもらいます。
幸いマイ万年青は順調に育ち、さくらの花がすっかり散り終わったらこれから夏まで毎月一回たっぷり肥料をあげます。

My万年青

葉蘭のように大きいサイズの万年青は最近中国でも人気があり、中国人のバイヤーがたくさん購入して中国に送っているようで、今回もたくさん購入していました。

大きめ万年青 大きいおもと

コチラ下の画像は大きくなっても手の大きさ程度が最大で、もっと小さく人差し指程度しか大きくならないものもあります。それぞれ登録品種や名前があり、育てるのが難しい高価なものが多いです。

小さい万年青

自宅の庭で今まで自生している万年青を4本見つけ今日偶然にも藪の中でもう一点発見。
雑木を伐採したので見つかりました。
元々50年前に実家を建てて引っ越してきた際、やはり引っ越しのお祝いでいただいた万年青の鉢があり、そのおもとに付いた実を鳥が食べて庭の中で自生したようです。

万年青