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秘湯での身体の癒し

本年はこのまま感染再拡大しない事を予想して5月の連休に連続速習コースを行う予定で準備しています。

そのためにもなんとか骨折して弱り果てた腕の筋肉を取り戻そうと、ショップをお休みして湯治にやってきてしまい、ただいま帰路についています。

行基による開湯1200年のお湯で、源泉掛け流しのラジウム泉です。

開湯1200年

宿泊したのは唯一源泉が地下から湧き出ている400年の歴史を持つ自在館というお宿。きっと10日から2週間ぐらい本格的に湯治しないと腕のテニス肘には頑固な模様。それでもずっと良くなっているのがわかります。
大正時代の建物も残っていて宿泊もできますが、障子の違い戸がお部屋の出入り口で寒そうだし女性には不向きかも。

大正時代の建物

今はまだ雪深く下は谷になっていて雪解け水が音を立てて流れていきます。その水の音と大木の杉の木が心を癒してくれます。

雪深い山中

谷の真上に立つ宿なのでホールや食堂からは雪景色の山々が一望できます。

ホール ライブラリー

下の画像は滞在中仕事上の通信アクセスの関係で使っていた私のお気に入り机。解け始めている雪山を見ながらの仕事のひとときは最高な贅沢です。

お気に入りの場所

唯一ある露天風呂が1番温度が高く45分間の予約制。
毎朝5時ごろには入浴し始め、1日3回。36〜7度というぬるいラジウム泉が基本なので1時間以上浸かるのが良いのだそうです。
そのため1日があっという間に過ぎていき、これが湯治なのかなと、はじめての経験ですが感無量。

露天風呂

飲泉も出来るので携帯用マイカップも持参。ぬるいので汗をかくこともなく本を読みながら浸かっているか寝たふりをしているか。笑!

浴室撮影は御法度にて画像はありませんが、皆様音を立てず無言で静寂この上ない。初日私はマスクをして入浴しようとしましたが、違和感を覚え取りやめ。
温泉の温度が低いので浴室内でも目が悪い私の大事なメガネは曇らずをはずす必要なく助かりました。

お食事もデトックスとなるような優しいお野菜中心お魚の献立。1日2食なのに太ってしまうとは…。

静かでおしゃべりすることなく温泉に専念でき、次回もまた連泊で来たくなる温泉でした。