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毎日着物

余程の用事がない限りほとんど毎日着物を実践中。足元が暖かく、超冷え症の私には最高の居心地。昨日は用事でジーパンを久しぶりに履くことになったものの、なぜかすっかり冷えてしまい、夜にはお腹ゴロゴロ。
三寒四温の真っ只中油断禁物です。

自撮りの着物コーディネート写真は結構難しく、ようやくスマホなら上手く撮れることが分かり現在お試中です。

一昨日の墓参りで着ていった亡母の小紋着物。三分紐に琥珀の帯留め。
帯留はこの締めている帯を購入したときに帯屋さんがピッタリ合うから差し上げる、と頂いたもの。
随分太っ腹の帯屋さんでした。

毎日着物 小紋

一昨日前の紬の着物。半襟と半巾帯のカラーを合わせてみました。
毎日着物 紬 紫

半衿と帯とのコーディネートがポイントの着物なのですが、下は本日着ている木綿の久留米絣を撮ろうとiPadを使用したところこれ以上の上部の襟元までは、色がハレーションを起こし撮れません。
珊瑚の色も褪せて写っています。

やっぱりスマホですね。ただ、スマホから画像アップすると、加工をしてない場合縦横が知らない間に動いて垂直写真にならなかったり、と。
便利な世の中ですが何でもやすやすとは行かないようです。

八重山ミンサー織半巾帯と3分ヒモにサンゴの帯留め。
毎日着物 久留米絣

上野の都美術館でやっていたゴッホ展を見ていた時、キャンバスの中のカラーコーディネートは着物と帯、小物との組み合わせに相通じ、なんだかひどく納得した事を思い出しました。
浮世絵を見てもまさに浮世離れしていてカラーコーディネートはあまりピンとこないのですが、案外外国のカラフルな油彩の方が大いに参考になるようです。

着物を着ることはもちろんカルトナージュの色のコーディネートにも役立ちます。

そして着物が汚れないよう単衣の中古のざっくりとした織り上がりの小千谷紬の裾と袖をジョキジョキカットして縫い合わせ、打ち合わせ式の割烹着を作り、アトリではこれを羽織って作業しています。
裾までも長い割烹着なので着物も汚さず冬は暖かく、このまま外にちょっとお買い物に出ても寒さ知らず。
オンライン上では中古着物が可哀想なぐらいの破格の価格で出ているのでこの機会にカルトナージュ用にご利用されるのも一案です。

割烹着