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徳川家康が愛した万年青

ようやくあちこちでレッスンも始まり、最近にわかにかつての日常の忙しさが私にも戻ってきたようです。すっかりおうち時間ののんびりムードになれてしまった今何をするにも時間がかかり、ブログ掲載にまで手が回らずお休みが続いてしまいました。

本日は趣味の万年青おもと育てのお話。

年二回春と秋に市川市にある胡録神社で毎年愛知県岡崎市にある万年青(おもと)
の生産者である宝生園が販売会と植え替えの講座を開催します。

この宝生園は戦前は市川市で生産販売をしていたのですが戦災にあったため戦後岡崎に移転したという経緯があります。その後も長年この神社に訪れてかつてからの万年青ファンとの交流を続けているそうです。

コロナ禍で今年の春は中止になってしまったのでとても楽しみにしています。
お近くの方でご興味のある方は是非足をお運びください。

場所 市川駅より国道沿いに本八幡方面に向かい左側にある胡録神社
日時 10月25日(日)9:00〜15:30
植替え講座 11:30〜

 家の庭で見つけた実生で育った小さくて虫食いが多数あった万年青3本もこの夏を何とか越して元気に育っています。


万年青 実生

庭で5月に見つけたときは虫食いだらけの葉っぱだった小さいサイズの万年青。虫食いのはっぱはほとんど枯れてなくなり稚葉の小さな芽だったものが今は上の写真のように立派に大きく葉が育っています。

実生

4月に見つけた下の万年青は結構大きかったのですが、3枚の葉が虫食いにあっていました。現在はこの3枚は枯れてすっかり消滅。中央奥に隠れていた新芽が今は大きな葉っぱに変貌して育っています。

実生大サイズ


お香はじめ、万年青も日本の古くからある伝統文化の一つでありながら、一般にあまり知られていません。

徳川家康は万年青だけでなく、当時お香の香木の日本一の収集家でもあり、その数は莫大なものだったようです。