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カルトナージュで作るお香道具でちょっとお稽古

スエーデン製のプリント紙を使用して作ったお香のお道具を実際に使用して友人宅で先月のお香のお稽古の復習をしてみました。

始めたばかりの方お二人のうちお一人が先月のお稽古を欠席されたので、まだ一度も使用したことがなかったお道具を持参して、やってみることに。

Utensile

とは言え、上記の道具だけでは実際には足りないので、急いで地敷という金和紙で仕上げた道具を並べる敷き紙を作成し、惣包み(そうづつみ)という、使用する香木を包んだ小さな小袋を入れておく包み(内側は金和紙)も前日に慌てて作って何とか準備万端。

Jisiki

打ち敷という絹の織物のの敷物の上に地敷を載せて、お道具は下のように並べます。箱の中に入っている時と並べ方も違います。
ここに、香木包みや香炉が置かれて、お稽古の始まりとなります。

Tutti sopra jishiki

実際には下の写真のように香炉に雲母で出来た銀葉という薄い板状のものを乗せて、その上に香木片を置いて灰の中に入っている小さな香炭団の熱で、香りを立たせます。
蝶々形の白蝶貝の上にこの銀葉は置いていきます。

Ceremonia

小さなお道具の上で香木の香りを聴き当てながら、のんびり時間が過ぎていきます。
お道具の一つ一つは皆仕上げに樹脂加工をしているので、汚れたら濡れ雑巾で拭くことも可能です。