西陣織の帯地で作るノートと懐紙入れ
こちらの作品もオーダーを頂いて作成したシルクの西陣織の帯地を使用したノート。どんな輸入布地も着物で使用する反物の繊細で豪華で品のある趣にはかなわないとつくづく思います。長年ヨーロッパに住んでいた結果、日本の職人芸に匹敵するレベルのヨーロッパの製品がいかに少ないか。
お香の会があるので、しばしば呉服屋さんで着物の反物を見に行きます。その際運が良ければ西陣織の全通の帯地（柄が反物すべてにあるものを全通といいます）がでていることも。小物を作るときには最適で、地味ながら豪華な仕上がりになること太鼓判です。
材料；：1,5�亳�紙 ・ ウレタンボール ・ 花布 ・ しおり ・ 方眼ノート
ノート作りの基本をしっかり習得していただけば、このような応用でウレタン入りの本格布製ノート作りも簡単にできます。
下左は懐紙を挟むポケット付のケース。
お香のおけいこの際、参加者のお名前を記載したりする時に便利な仕様になっています。
材料：1.5�亳�紙 ・ 地券紙0.3�亳� ・ ウレタンボール ・ スエード調クロスヴィオラ
布地の扱いや布紙用ボンドの使用方法さえ間違えなければ、ファイルケースもプリントペーパーとクロスで作成するよりずっと楽に出来上がります。
カテゴリー：terzo corso講習作品集
