和紙と製本クロスのつめつき道具箱

若草色の和紙に刺繍をしてある紙を使用して製本クロスとあわせてみるととてもしっくりします。

イタリーでもフランスでも和紙ブームですが、日本の和紙は高価なためほとんどネパールなどを中心に東南アジアから来た和紙もどきがあちこちに出回っています。



和紙はとても丈夫なので、ともすると布よりずっと長持ちする作品に仕上がります。古文書も和紙でずっと残っているのですから、その優れた品質に日本人として胸を張ってヨーロッパ人にお勧めしたいものです。

イタリーでは文化財の修復に和紙はなくてはならない存在なので、知識人ほど和紙のすばらしさを大変理解してくれています。



作品製作のほかに、いつも一生懸命数多く復習されるM.C.さんの作品。仕上げがとてもきれいで一層の磨きがかかっています。今年初めて作品展にもジュエリボックスを作成されて参加されます。

今年の西武池袋本店で行うジュエリーボックス作品展では、お越しいただいた方に良かった作品を何点かえらんでいただき、ご感想を伺えるよう企画しています。
ご参加いただいた方には、可愛いお土産をご用意しております。

作る方々は是非頑張って！