オンラインレッスン 楕円の箱二種
久しぶりにオンラインレッスンの開催です。始めてのオンライン体験という事で、事前にどんな機器が必要か、なども併せて前日にお試ししながら打ち合わせをいたしました。
手元が見えるようにスマホの場合ミニ三脚に取り付けたり、iPadでも手元を見えるように固定できる器具がヨドバシや他の電化製品販売店で取り扱っているので意外と簡単に入手できてすぐに始められます。
ノートパソコンがあれば画面を下に向けることもできるので、手元もよく見えて即座にオンラインレッスンを始められます。
本日は楕円の箱2種を作りましたが、アトリエレッスンだと丸一日かかりますが、オンラインの場合事前にレシピをお送りするのでクロスやプリントペーパーなどカットして準備できる為、3時間ほどで二点完成。
普段アトリエの目の前のお席にいるような感覚で、楽しくおしゃべりしながら完璧に出来上がりました。
画像の中の生徒さんの作品を写メをしておらず、同時進行で私が作ったものをご披露致します。
最近ちょっと和紙での仕上げにハマっています。
今回も以前買っておいた和紙にイタリー製クロスを合わせてみました。ビビッドなクロスのカラーも多いので何だか和紙にずいぶんピッタリとクロスがマッチ。
蓋を開けた感じは下のの画像です。楕円のサイズは蓋が9×12cm 身は8.5×11.5cmで、蓋の上には同サイズのウレタンボールを。
小さい楕円は7.3×5.3cmで、蓋、身ともに同じサイズ。内側に0、3mm厚の地券紙を芯にして蓋が収まるように高さを出しています。
楕円や円の場合、土台の箱作りのカーブの繋ぎ目がネックとなりますが、この楕円の箱はイングリッシュスタイルの箱と言って、イギリスで実際に作られている楕円の箱の作り方の手法を取り入れて、仕上がり時に繋ぎ目がとんがったりしない仕上げになっています。
数年前には別の方法で楕円や円の箱を作る方法をもう一つ自分で編み出しました。その手法だとかなり大きなカーブの箱でも繋ぎ目が全く分からないので、円の箱も敷居がますます下がってきています。
上記がカーブの繋ぎ目部分。楕円の1番カーブがきついところですが綺麗に収まります。
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