アトリエ カルトナージュレッスン

レッスン最終段階に入られた仙台のMさん、ペーパーやクロスの基本と応用が終わり、今度は布をプロの仕上げ手法で小物作りを終えれば卒業です。

過去にミラノで買い付けたエトロの布地を使用して封筒タイプのメガネケースを作って頂きました。
小カシメを使って袋状にします。
10数年以上も前からやっている課題なので「縫わない・・・・」の走りかも。

メガネケース

簡単に見えますが、布での仕上げはこちらのレッスンでは基本、布にベッタリボンドを付けることはない分、しっかり型紙をいくつも作って仕上げていきます。
ちょっとした基本の計算方法とかもあります。

カシメ留め

特に金具などのカシメを取り付ける際は1ミリ位置が狂ったら台無し! なのでかしめを打つ位置も型紙を作成します。
仕上がり原型、表布地、裏地、カシメ位置と、合計4枚の型紙を作ってからスタートです。
中央のカーブがあるので表布地も型紙原型サイズと同じ、というわけにもいきません。
同様に裏布も表サイズより各部分小さくなります。

内側

使用材料 ウレタンボール   エトロ布地   スエード調クロスペッカリー型押し深緑  布紙用ボンド
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