ご朱印帳 アトリエカルトナージュレッスン

昨日はオンラインレッスンで中国地方の生徒さんと午前中一時間のオンラインレッスンを行い,本日は講師の方のスキルアップレッスン。

昨年行うはずだったケース付きの御朱印帳作りをスキルアッップレッスンしました。

お持ちになった木目込み人形用の金蘭緞子の布地に裏打ちをして表紙にしました。とても立派な布地だったので豪華絢爛の仕上がりです。
それなのに更にコーナー金具までつけたので高級感溢れた立派な仕上がりになりました。

御朱印帳

和紙を一枚ずつ折り、糊で付けて長〜い御朱印帳が出来上がりますが、この作業にちょっと時間を取られます。
中身の朱印帳和紙さえ出来上がればあとはスイスイです。

御朱印帳表紙

次は朱印帳を大事にしまいつつ、持ち歩きの際汚れないようにするためのケースを作りました。
製本用布クロスと地券紙0、3mm厚を使用して仕上げています。

作り方はノートづくりの手法です。計算方法もノート作りを応用しましょう。

朱印帳ケース

内側に貼付する布クロス紺色が少し足りなかったため、背に当たる繋ぎ部分をシャンパンゴールドを使用してコントラストをつけています。このクロスの使い方の方が初心者の方には作りやすい、と改めて確認。
急いで作ると仕上げる事に集中し過ぎて、作り手のレベルによって作り方を変えるという考えまで及びません。
スキルアップレッスンは丸一日かけてゆっくり作品を仕上げるので、いろいろなケーススタディーの提案ができ勉強になります。

ケース内側