マスクボックスケースとビーズ作業ボックス
本日もまた講師の方のスキルアップ講習で終日アトリエでレッスンを行いました。お一人は製本したノートの修復とビーズ用作業ボックスを作り、もうお一方はマスクボックスケース。
マスクボックスは1日で完成しました。
材料は麻青のクロスと今私もこだわっているイルパピロのモニュメント柄プリント紙。
本体の厚紙:黄ボール1,5mm厚 1mm厚紙 ウレタンボール
黄ボールは薄手でもとてもしっかりして丈夫です。製本工房では表紙や本の箱には黄ボールを使用するのが常です。
同じ大きさの箱を作った場合の蓋つき箱の作り方手順がこれですっかりお判りいただけたようです。
残念なことにノートの修復はうっかり写真に収めることを忘れてしまいましたが、ノートの見返しを新しくマーメイド紙で作り上げたのですっかり美しいノートの中身が出来上がり、あとはお好みのプリント紙で表紙を仕上げるばかりとなりました。
次にアクセサリーなども収納できるビーズ作業用仕分けボックスを途中まで仕上げて終了となりました。
蓋部分のコーナーの丸いカットにクロスを貼った後の裏側糊付けの始末は講師の腕の見せ所。
目打ちでこまかくひだを作って丸い部分の裏始末を行います。
あとは仕上げの作業を待つばかり。
材料 布クロス若草色 プリント紙 プティローズブラウン
最初に作ったころは左下ミニ錠前のゴールド色があったのですが、既にミニ錠前製造中止のためゴールド色のみ在庫がなくなりました。
ゴールド色ご希望との事で、下右側の24金メッキの本格バッグ用錠前金具を使用していただきました。
おしゃれな錠前デザインなのでさすがに格が出ます。
サンプルで作ってある出来上がりのイメージは下の画像です。