リボントレーのリフォーム

お作りになった作品が経年劣化して、クロスが焼けてしまったり、プリント紙が汚れてしまう事はよくあります。

当アトリエで作った作品はどの作品も劣化した場合、真新しくリフォーム出来るような作りになっているので、アトリエ整理中にまたひょっこり出てきた古いトレーを今日はリフォームしていきます。

ショップをオープンした際に輸入していたリボンを通す穴があるトレー、まだ使用に耐えている左下の写真の物もありますが、それ以前に作った右のトレーはすっかり汚れてしまったので、内側に貼ってあった布クロスを剥がしました。外側のプリント紙はそのままで、リフォームを進めていきます。

Ribbon tray Tray

トレー内側はボンドの取り残しがあるので、表面が少しざらざらしている為、0.25mm厚の地券紙で内側の各面ごとに型取りしていきます。

地券紙

まずトレーの縁に布クロスを貼り、外側に直接プリント紙を貼ってから上記の地券紙をプリント紙でくるんで内側に貼る事で、あっという間にリフォーム完成となりました。プリント紙で仕上げていたのでその上からまた新しいプリント紙を容易に貼ることができ、着せ替えもスムースです。

reform tray

まだ作業はしていませんが、今回使用したプリント紙シルクスクリーンは表面加工してある紙なのでショップ内道具のカテゴリーにあるつやだし液を塗っておくときれいにツヤが出て、防水加工効果もあり、かなり長持ちするはずです。

トレー

材料: プリント紙  シルクスクリーン ブラックベース  ・ 布クロス ブルーキアーロ