1月のアトリエカルトナージュレッスン

毎年ですが、冬場のアトリエレッスンは風邪をひかれたり、体調のすぐれない方も多く、参加人数も少なくちょっと寂しいけれど、ゆっくり、丁寧にみなさまにお教えできるので、プラスアルファーお楽しみいただけるかもしれません。

最近ジーンズのクロスにはまっていらっしゃるM.T.さん。ちょっと厚手のクロスですが、仕上がりがとてもきれいに、そしてのり付きも良いとのこと。

今日はシステム手帳の課題作品をサクサクととても良い調子で作っていただきました。一緒に写っている爪付きのミニペンケースはご自宅で作られたもの。
便利にお使いいただいているようです。

Jeans material

システム手帳は隠しマグネットを使用して、ピッタリと表紙がかぶさります。ショップで販売しているこの隠しマグネットは、レアアース入りの本格+−がある磁石のため、その磁力は結構きつく、厚紙を通します。

System file

このジーンズクロスとカラーの相性が良いのが、アラベスクブルー。別の生徒さんがこの組み合わせをなさって、大いに感動されたM.T.さんですが、私もすっかり気に入っています。

Mini pencil case

同じくM.T.さんの作品で可愛い輸入エトロ布地のカードケース。内側は鮮やかなピンクイタリアーナの布地で。あとわずかで完成のところで、本日は終了してしまいました。

Strong card case

昨日のお稽古で、完成のお写真を撮り忘れてしまった、ブックケースは課題をすべて終了されてしまったY.F.さんの作品。
皆様にブックケースの制作過程をお見せしようとして撮影したものの、後が続きませんでした。

こちらでお見せしたかったのは、ブックケースを作る際にはベースの厚紙に黄ボールを使用するということ。
出来上がったノートまたは本などのサイズを測定して、箱用パーツの黄ボール厚紙は各面一面づつカットするので想像以上に手間がかかります。
特に一枚一枚のパーツをボンドで接着する際、ボンドの量が多いと厚みが出てしまい、サイズがピッタリ収まらなくなったりなどなど。

黄ボールは紙の密度が高いので、しっかり丈夫な仕上がりを必要とするブックケースには欠かせない材料です。

Book case

仕上がったこのケースは、CD用バインダーが二冊、ピッタリと入りました。