HOME > イタリアンな生活 > ちょっと発見 気になる食材
<< 続・フィレンツェならではのイースター | main | フィレンツェの観光馬車いざ出勤 >>

ちょっと発見 気になる食材

イタリアといえども、都市が変われば食べ物も習慣も言葉の意味すら変わります。スーパーに行ってすぐにミラノでは見かけない南の地方の食べ物が豊富にそろっていることに気が付きました。

それにひきかえ、パルメザンチーズ、いまいちです。ミラノ周辺とは打って変わってフレッシュなものもないし、かといって熟成したものもあまり豊富でなく・・・。もともとパスタを食べる習慣がなかったフィレンツェの食の歴史なので仕方ないです。

the malva

お茶を持参しなかったので、ミラノでよく飲んでいたハイビスカスティー(赤いお茶)を見つけた、と思って購入したのが上の写真。字を読まずに絵だけ見て、ハイビスカスだ!と思いお湯を入れてみてびっくり。真っ青な色のお茶。赤じゃなかった・・・初めての経験です。ハイビスカスはイタリア語でカルカデcarcadeと呼びます。このお茶ははマルバと書かれていて徳川家の紋章と同じ葵の花でした。

malva

↑の写真はお湯を入れてすぐのときで、一瞬きれいな青色になり、アッという間にくすんだ青色になってしまいます。(一番上の写真は色がくすんだところ)
効能は痛み止めなどの鎮痛作用や、肌をすべすべにしてくれる作用があると書かれていたので、すべすべを期待して毎日飲みました。
結局フィレンツェのスーパーにはハイビスカスティーは見当たりませんでした。

pastariso

そしていまや日本ではスープパスタなるものが流行っていますが、こちらはパスタリーゾ(リーゾはお米の意)つまりコメコのパスタ登場。日本ではコメコのパンが大流行ですが、こちらイタリアでは最新の製法、それも胚芽入りでコメパスタ=パスタリーゾがあるのです。もちもちしてとてもおいしかったです。
発売されたばかりで、パスタの形はまだ、このクルクルしたフジッリの形しか販売されていません。