HOME > 道具の使い方 > 革の扱いに欠かせない道具
<< サイズ測定用コンパス | main | オリジナルエンボスがオーダーできる >>

革の扱いに欠かせない道具

昨日の続きで、革での作品作りに欠かせない道具たちのご紹介です。

革で作品作りをする上で重要なのは革漉きですが、革製品作りを経験していないと素人考えで、全体に革を薄く漉いて布クロスの扱いのようにすれば良い、と思いがちです。
それでは革の厚みが薄くなりすぎて、強度がなくなったり、革の厚みを生かしたふっくら感がでなかったり、なかなか簡単ではありません。

革で作品を作るときに行う革漉きは本来部分的に行います。そこで、漉く際には革包丁が必要なのですが、下が便利な一品。

cutter

今年の9月に発売されたNTカッターの革包丁。研ぐ必要もなく、替え刃を変えれば切れ味はまた回復。革漉きもかなり薄くまでできるので、重宝しています。早速ネットでも販売することに。

そして、金具などの幅にぴったり合った幅が自慢の突っ切りに、新しく3mm幅も加わりました。
金具はカルトナージュ用と言う物は存在せず、革製品用を転用しています。そのため本来突っ切りは革に金具をつけるためのもの。無理に厚紙に穴を開けようとして曲がらないように、大事に扱ってください。