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小さなパーツの革を漉くのに便利な道具

これからショップで新発売するちょっと便利な道具:突っ切りのご紹介

もともと、金具などの装着時(革製品の)金具の足の幅に合わせて切り込みを入れる際に使用する道具です。金具の足の幅は(たとえばマグネットの脚など)ほとんどそのサイズが決まっているので、2,5mm幅ぐらいから色々なサイズが揃っています。

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製本などで革を漉くときは革包丁ですくのですが、慣れないと危険。なので今回見つけた12mm幅のこの突っ切りを使用すればらさくさくと厚みのある革をのり付けしやすいように漉くことができます。

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漉くときには、台にガラスの板などあると、きれいに漉くことができます。ゴム板の上で漉いてしまいましたが、ゴム板が削れるのでご注意を。

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写真のように表皮の先部分がうすくなるので、厚かった革を折り曲げることが可能になります。