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日本のモノづくり

今週はいろいろな準備作業が多く、写真を用意しながらブログ掲載ができずに失礼いたしました。

今日はちょっと趣を変えて、my favorite なるこだわりの家庭雑貨のご紹介。

昨今日本のモノづくり製造業で生き延びて行くことがずいぶん話題ですが、外国に20年以上住んでいると、日本の良さをひしひしと実感します。

とりわけモノに関しては、日本人の長い歴史の中ではぐくまれたものもあれば、器用さとまじめさからくるこだわりの生活器具など、一度使ったらやめられないものばかり。


結婚祝いに何がほしい、とかつて今は亡き叔母から尋ねられた時、思わず「おひつ」と言っってから数十年、いまだに毎日使っている木曽ヒノキの5合炊き用おひつ。


おひつ

電子ジャーができて何十年もたっていますが、ジャーの中に入れておくとお米の色が変わり、ちょっと嫌な臭いでおいしくなくなるので、結婚して以来、お米は圧力鍋でたき、その後このおひつに炊き上がったお米を移していただきます。一度圧力鍋で炊いたお米を食べたら、その食感と味の良さに誰でも感激しますよ!


下はすでに3代目となるピースの圧力鍋。イタリーにいた時はラゴスティーナの圧力鍋を使用していたのですが、すぐこわれたりするので、やっぱりこのピースが一番。日本に頻繁に帰ってくるようになってから、ラゴスティーナではおいしい黒豆が煮えないことに気づきまたピースのお鍋に戻りました。

鍋が厚く更に圧力が強力で、海外のモノは足元にも及びません。昔は平和鍋と言って、通称ピースというメーカー名でしたが、最近は「鋳物や」とか会社名を変更したようです。

おひつ卓上 pressure pan

そして数年前から家族の食卓用に秋田杉のまげわっぱの3合用も購入して、大活躍。杉のかおりが心地よいです。

男の子ばかりの家ですが、ご飯が炊きあがると、必ず誰かがおひつにご飯を入れることが決まりで、この作業でお米の間に空気が入り、ふっくらおいしいご飯がいただけます。

冷めてもおいしいのがなによりです。