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桐箱のリフォームと古布の扱い

マエストロコースのレッスンでは既成の箱を使ったリフォームが課題にあります。中でも仕上がりが豪華になるのは木の箱です。
細かく仕切りのある佃煮の箱なども使用しますが、今回は箱と蓋が同サイズの桐箱。オルゴールのように片側開きに変更するため背部分をしっかり止める加工を内外に施します。
下:K.T.さんの作品。 材料:布紙用強力ボンド・合皮用ボンド・地券紙ウレタンボール
kiribako

かんざし入れにされていたと言う桐箱にお手持のちりめんを真ん中にあしらって同系色のクロスでコントラストをつけました。
写真ではあまり大きく見えませんが、箱の長辺は30cm長ある大きな箱だった為、クロスを全体につけるには、お手持の用尺が足りなかったので、あえて桐部分を出しておきました。立体感がよく出て、とってもきれいに仕上がり、いかにもかんざし入れの趣があります。写真より実物はとてもすばらしい仕上がりです。


下:東急線の宮前平からお越しになりスタートしたばかりのY.M.さんの作品 材料:コーナー付き写真立て用キット・グログランリボン(衣料用・ショップにて販売)・タッセル(ショップにて販売)・ホットメルト紙(ショップにて販売)
kofu

こちらも課題作品ですが、古布を収集されていてそれをご使用になりたいというご希望で、まずホットメルト紙の扱いからお教えいたしました。
布を整形してからホットメルト紙を装着して、黒地にドットのあるシルク地を布クロスのように加工して、仕上げました。