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書道の展示 

書道の研修会で国立博物館内東洋館とその近くにある書道博物館で展示されている中国、明時代の書家、文徴明とその時代という展覧会に。

科挙に何度も落ちて、50代にしてようやく官僚となったものの、わずか数年で辞めてしまい、文人として優雅に生きて多くの弟子たちを育てた文徴明の生誕550年記念の展示です。

ポスター

丁寧で真面目にコツコツと多くの書家の文字を習得した文徴明だけに字の美しさには定評があると、私の師が解説くださいました。
優雅に生きた彼は90歳という長命だったようですが、下の写真は彼が80歳代の時に書き上げた1cm角方眼の大きさの漢詩文。高齢なのに字が震える事ももなく見事です。


Carigraphy

当時使用されていた青磁硯屏(硯に埃が入らないように立てかける青磁の屏風)や硯、や堆朱の筆など珍しい展示もありました。

Ornament