HOME > ホビーの一日(趣味三昧) > 名筆、書の歴史
<< オーダーのお香道具入れ | main | 梅の季節 >>

名筆、書の歴史

現在上野国立博物館の平成館で開催されている唐代の書家 顔真卿(がんしんけい)の書の展示、台北の故宮博物院門外不出の作品展示を見にくことに。
今習っている書道の技法が、顔真卿の書法でもあるからです。


Ganshinkei


唐代からの書の変遷、王羲之から顔真卿へとつながる書の勉強になります。
昨年大覚寺で、60年に一度の嵯峨天皇直筆の般若心経のご開帳があり運良く見学できました。
平安時代始めの時代の嵯峨天皇と空海もこの唐代の王羲之の書法を学んでいたそうです。

空海の書

上の空海の自筆も下の唐代の書と比較すると、よく似ていることが分かります。

唐代の書

香道をお習いしているお仲間との交流には、季節のお手紙を頂いたり、お礼状もかならず季節を感じる絵柄入りのハガキや便箋を使用して出したり、とメール尽くしの昨今に相反して、字を手書きして逆に季節感を楽しんでいます。