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東福寺展 

現在上野の東博で開催されている東福寺展に早朝大急ぎで出掛けて見て来ました。

特別展はいつでも入場する前に長い行列でしたが、思いの外今回の特別展はガラガラ。
膨大な量の展示物に圧倒されますが、よくぞここまで見事に保管されていたもの!と唸ってしまうほど。

ニヶ所館内で撮影OKのコーナーがあり、しっかり撮って来ました。
まずは見事な紅葉の眺めで有名な東福寺内の通天橋もどきが設営されていてここもカメラOK。

紅葉と通天橋

そして反対側は重森三玲の作庭のお庭の画像がセットされた眺め。

重森三玲 作庭

下の画像の仏像はじめ、館内の天井近くまで届くほどの高さの焼失した大仏の左手、そして大仏の蓮座。
このコーナーも撮影OKでした。

大仏付随の仏像


左手だけで見事な大きさゆえに焼失した大仏の大きさは計り知れない。

大仏左手

2018年5月に東大寺の大仏殿にて御家流香道の宗家が献香をなさった折、朝廷に仕えていらした宗家のご先祖様が蘭奢待をお持ちだったので、それを献香されました。そして私たち社中のものは東大寺の大仏の蓮座の周りに席を設けていただき、目の前が大仏の蓮座を囲う蓮弁でした。
体験的感覚では東大寺の大仏の蓮弁より幾分大きいぐらいに感じられたので、東福寺の大仏のその驚くような大きさも窺えるようです。

そして正倉院御物としても収蔵されている蘭奢待の香りは、なんと言っても甘くてもったりした香りが消えずに漂い社中の一人としてこの高貴な香木の香りが体験できたことに当時は感動していました。

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蓮弁解説