<< 3/29〜3/31に開催されたイタリア、ボローニャでのホビーショウ Il mondo creativo | main |
本日は当方のカルトナージュの生徒さん方も習っている方が多い刺繍のブースのご紹介。イタリアのご当地刺繍があることを初めて発見。
ビザンチン文化の影響を多く持つイタリーの都市ラヴェンナですが、その文化を受け継ぐかのように左下の幾何学的な柄のものがラヴェンナ刺繍。
色も独特で、ワイン、カーキ、グレーベージュなどちょっとスモーキーなカラー3色だけにとどまるそうです。
奥の方にあるフリンジ付きのテーブルセンターですが、このフリンジはマクラメ編み。イタリーでもマクラメは流行っているようです。
下はイタリア独特のドロンワークで、当方の生徒さんがわざわざイタリアにまでレッスンに出かけています。
次はボローニャ刺繍。下の女性の丁度真後ろにある白糸刺繍が典型的な刺繍方法で、中央をドロンワークしてその周りに刺繍を施すデザインが最もクラシックな刺し方だそうです。拡大してご覧ください。
刺繍が苦手な私は、数少ない先生の作品を購入。フランス刺繍ような可愛いボローニャ刺繍です。多分フランス文化は殆ど歴史の古いイタリーからもたらされているので、ボローニャ刺繍がフランスに渡ってフランス刺繍と言われるようになったのではないかと推測します。余談ですがヴェルサイユ宮殿と言えども、イタリアのチボリ宮を基本にその影響を大きく受けて庭園が造られています。
ニードルケースですが、すべて手縫いのかがりで仕上がっています。フェルトの中央もバックステッチで手縫い。
こちらはスイス刺繍だそうです。特別な特徴はなかった為、詳しい説明も聞かなかったのはちょっと失敗。何でも取材しないといけませんね。
今回この会場では刺繍はこの3軒だけのブースでした。秋にはもっと沢山参加ブースが出るそうです。
秋の展示がなぜ大規模かというと、11月の開催はクリスマス前でもあり、アメリカも含めヨーロッパ中も購買力が一気に盛り上がる季節だからです。宗教行事とは切っても切れないわけですね。
Il mondo creativo 2
展示会場では予約するとワークショップに参加できます。ネットで予約もできますが、人気の講座は開催前から予約でいっぱいのようです。空いていれば当日予約もできます。本日は当方のカルトナージュの生徒さん方も習っている方が多い刺繍のブースのご紹介。イタリアのご当地刺繍があることを初めて発見。
ビザンチン文化の影響を多く持つイタリーの都市ラヴェンナですが、その文化を受け継ぐかのように左下の幾何学的な柄のものがラヴェンナ刺繍。
色も独特で、ワイン、カーキ、グレーベージュなどちょっとスモーキーなカラー3色だけにとどまるそうです。
奥の方にあるフリンジ付きのテーブルセンターですが、このフリンジはマクラメ編み。イタリーでもマクラメは流行っているようです。
下はイタリア独特のドロンワークで、当方の生徒さんがわざわざイタリアにまでレッスンに出かけています。
次はボローニャ刺繍。下の女性の丁度真後ろにある白糸刺繍が典型的な刺繍方法で、中央をドロンワークしてその周りに刺繍を施すデザインが最もクラシックな刺し方だそうです。拡大してご覧ください。
刺繍が苦手な私は、数少ない先生の作品を購入。フランス刺繍ような可愛いボローニャ刺繍です。多分フランス文化は殆ど歴史の古いイタリーからもたらされているので、ボローニャ刺繍がフランスに渡ってフランス刺繍と言われるようになったのではないかと推測します。余談ですがヴェルサイユ宮殿と言えども、イタリアのチボリ宮を基本にその影響を大きく受けて庭園が造られています。
ニードルケースですが、すべて手縫いのかがりで仕上がっています。フェルトの中央もバックステッチで手縫い。
こちらはスイス刺繍だそうです。特別な特徴はなかった為、詳しい説明も聞かなかったのはちょっと失敗。何でも取材しないといけませんね。
今回この会場では刺繍はこの3軒だけのブースでした。秋にはもっと沢山参加ブースが出るそうです。
秋の展示がなぜ大規模かというと、11月の開催はクリスマス前でもあり、アメリカも含めヨーロッパ中も購買力が一気に盛り上がる季節だからです。宗教行事とは切っても切れないわけですね。